感動する能力 「感動する能力」があなたの成長を加速させる:人生を豊かにする4つの真実 1. 鳴り止まない日常の中で、忘れてしまった「心の共鳴」 毎日がただ淡々と過ぎ去り、昨日の延長線上にある今日を繰り返す。そんな「心の停滞」や、景色がモノクロームに見えるような感覚を抱いてはいないでしょうか。どれほど効率的に仕事をこなし、知識を蓄えたとしても、どこか満たされない空虚さが残るのだとしたら、それはあなたの「心の開口部」が閉じかけているサインかもしれません。 人生の質を劇的に変える鍵は、特別な才能や環境ではなく、極めてシンプルな、しかし深い「感動する能力」に隠されています。感動とは単なる一時的な感情の揺らぎではありません。それは、私たちが世界とどのようにつながり、自己をいかに更新していくかを決定づける、人間としての本質的な感性なのです。 2. 現実を愛し、価値を認める「感謝のセンサー」 感動とは、ドラマチックな事件が向こうからやってくるのを待つ受動的な体験ではありません。その出発点は、今目の前にある現実をありのままに認識し、謙虚に受け入れることにあります。 心理学的な視点で見れば、感動が生まれるプロセスには「感謝」という不可欠なセンサーが存在します。感謝とは、対象の価値を正当に認める行為です。現状を「当たり前」として素通りしたり、否定的なフィルター越しに世界を見たりしている間は、このセンサーが作動しません。 「現実を認識し、感謝すること。そうでなければ感動はしない」という言葉は真理です。目の前の事象に価値を見出し、感謝の念を抱くことで初めて、私たちの心は「感動」という名の豊かな共鳴を始めるのです。 3. 「心の透過性」がもたらす人間としての立派さと成長 心が動くということは、その人が世界に対して開かれていることを意味します。感動できる人のことを「立派である」という言葉で表現できます。この「立派さ」とは、地位や名誉のことではなく、外部からの刺激に対して純粋に反応できる精神の成熟度、いわば「心の透過性」を指しているのです。 反対に、どれほど素晴らしい教えや美しい光景に触れても、全く「答えない(反応しない)」人がいます。心が硬直化し、外部からの刺激を撥ね返してしまう状態です。こうした精神の停滞にある人は、自己を更新するきっかけを失い、成長が止まってしまいます。 感動する人は立派である。どんな感動するような条件にあっても全く答えない人もいます。やはりそういう人は成長はしない。 成長とは、新しい価値観に触れて自分を書き換えていくプロセスです。感動する力を持つ人だけが、経験を糧にし、常に新しい自分へと進化し続けることができるのです。 4. 逆境を希望に変える「強靭な感性」のパラドックス 興味深いことに、感動する能力は物質的な豊かさと必ずしも比例しません。むしろ、恵まれた環境に安住して不平不満を募らせる人ほど、感動の感度は鈍麻していきます。 一方で、肉体的な障害や過酷な境遇に立たされている人々が、誰よりも深い希望を抱き、小さな事象に激しく心を動かされる姿を目にすることがあります。これは、感動が「余裕のある人の嗜み」ではなく、困難な状況を生き抜くための「強靭な生存戦略」であることを示唆しています。 苦しい状況下であっても、腐らずにベストを尽くそうとする姿勢。そこから生まれる一筋の光への感動こそが、閉ざされた運命を切り拓くエネルギーとなります。感動する心を持つことは、逆境を乗り越えるための「真の強さ」を手にすることと同義なのです。 5. 結論:愛と感謝が紡ぎ出す「生きがい」という名の感動 人生の豊かさとは、蓄積した財産や知識の量で測れるものではありません。愛や感謝の気持ちを土台とした感動こそが、私たちの生に「生きがい」という息吹を吹き込みます。 感動のない人生には、彩りも、自分を突き動かす理由も生まれません。つまり、感動とは人生そのものであり、私たちがこの世界を肯定して生きていくための源泉なのです。愛を持って世界を見つめ、感謝を持って現実を受け入れたとき、あなたの人生は再び力強く鼓動を始めるでしょう。 今日、あなたの目の前で起きている小さな出来事に対して、あなたはどれほど心を開けていますか? その小さな気づきの中に、あなたを明日へと運ぶ「成長の種」が必ず隠されているはずです。
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高齢化問題、経営問題、介護問題
高齢化問題、経営問題、介護問題 高齢化率これは、人口に占める65歳以上の人の割合を言います。モナコは35.7%、日本が30%、イタリアが24.4%。世界一はモナコでありますが、モナコの人口はだいたい3万6000人です。日本は1億2000万人ですので、比較は難しいですので、ある程度規模の国ということで考えた場合に、日本が世界一の高齢化国ということになります。医療や介護などの社会保障費は増え続け、 2024年の介護保険制度総費用は14兆2000億円と過去最高になります。今後、若い世代への負担はますます,大きくなります。若い世代に税金や社会保険という形で負担をしてもらって、高齢者の方々に医療費や介護費に企てるという割合が高齢化率は上がっていきます。高齢化率が上がると、若い人の負担が増えるわけです。ところが、若い人の人口が減ってくるとなると、 1人当たりの負担率が跳ね上がるということになります。こういう時代になっているのです。 高齢者は消費を控える傾向がありますと、若い人ほど消費意欲が旺盛ではないわけです。ですから、高齢化率が上がると、国内需要が減るため、景気にも悪影響を及ぼします。そういう状況にあるにもかかわらず、60歳以上の保有する金融資産の割合が1990年47.4%、2014年には65.7%まで上がっているのです。金融資産の半分以上を60歳以上持っています。さらに2035年には70.6%に達します。7割となります。60歳以上の方が持つという状況になってしまいます。残りの3割を60歳以下の方々がどうにかこうにかで生活していくという、このような状況なのです。60歳以上の方が6割、 7割の金融資産を持っている。 でも若い世代の方は3割、 4割しかないのです。今後も、若い世代の金融資産割合は減少する見込みなのです。いろんな状況で、若い人たちの税金と社会保険がまだまだ増えるわけです。子どもの世代、孫の世代、もう高齢者に潰されてしまうという状況になりかねません。 税金や社会保険が高い。ではどうするか。国外脱出税率が低い国へ移住する人も増えています。これがますます加速するかもしれません。そういうことが加速すると、もっと若い人が減るわけです。もっと日本にいる若い人に対する負担率が増えるわけです。悪循環になります。日本の日本人の平均寿命は85歳。その年で亡くなると、 50代、 60代の子どもに財産が相続されます。その結果、日本の富の多くは50代以上の世代で、循環し続けることになります。これからますます寿命が延びると思いますけれども、90歳ぐらいまではなります。90歳ぐらいで亡くなりまして、子どもは60歳となります。こういう風にして、亡くなった後、その財産を相続する子どもは、もはや高齢者という状況がずっと続くことになります。相続財産が60歳よりも下の世代に降りてこないことになります。つまり、日本の富のほとんどが、 60歳以上でぐるぐる回り続けるとです。若い世代に富が降りてこないという状況になったのです。 この状況を解消するために、相続という方法以外の方法を、若い世代に,意識的に富を下ろすということをやっていかなければいけません。そのために、例えば、寄付があります。あるいは、遺贈寄付などのより若い世代に向けた財産の承継が必要になります。寄付というとなかなかハードルが高いですが、自分が寄付するだけの余裕があるわけでもない、だから寄付がなかなか難しいというふうな方は、遺贈寄付はできるのです。遺贈寄付というのは、相続財産の一部を亡くなった後に寄付する方法です。人生で使いきれなかった財産を寄付するために、お金の余裕がない、老後のお金が心配などの懸念なく寄付が可能です。NPO法人や学校に寄付する例も多いです。 経営の話になります。経営者の平均年齢は63.8歳です。これが平均年齢です。60歳で定年退職するような状況にありますが、経営者の平均年齢は63.8歳です。平均年齢ですから70代、80歳代の経営者もいるわけです。そして企業の全国の企業数が約400万社と言われています。経営者引退と後継者不足の廃業が増加していきます。2025年までに70歳を超える。中小企業経営者は245万人となり、うち127万社が後継者未定となります。 後継者不足の問題のみならず、現場でリーダーシップを取れる人が非常に多い状況にもなります。今、日本は現場のリーダーが圧倒的に足りない状況になります。また、後継者など、経営がわからないままリーダーになった人の経営支援をする経営参謀も足りない状況です。 国の方では、何か対策をやっているかというと、抜本的な対策はやっていないのが現状です。事業承継税制とかやっていますけど、とても使いにくい。税金のそういう間接的な話ではなく、リーダーの育成は必要となります。それでは、リーダーの育成のために国は何かやっているかというと、後継者育成のために何かやっているかというと、これといったものはあまり知られていませんが、もっとリーダー育成のための教育プログラムというのをやっていかなければ、会社の危機的な状況を向かいます。今は、日本の経済は危機的状況にあり、この事業承継の問題、これを今後一気に露呈することになります。 そして、とても大きな問題が、介護離職です。日本では、年間約10万人が介護離職をしている状況にあります。介護離職というのは、親の介護をしなければいけないという理由で会社を辞めるということです。10万人が介護離職をしています。介護離職をするということは、だいたい40代か50代の方です。企業の管理職の人です。重要な人物です。そのような人が辞めざるを得ない状況にあります。 介護のために、企業は経験豊富な人材を失い、離職には至らずとも、介護により業務に支障をきたす人も多いです。介護離職や介護と仕事を両立による生産性低下による経済損失は、 2030年には9兆円に達します。高齢化が進むにつれて、この負担はさらに大きくなり、医療・介護の費用も経済に大きな負担となります。 そのため、老後の健康増進は、日本経済の重要なテーマであります。老後の健康には「きょういく、きょうよう、ちょきん」が大事であります。そのためにも、ライフワークを持つ必要があります。定年退職をされた後、健康でいていただくということが大事なわけです。子どもに負担をかけないように、なるべく健康でいていただくことが大事です。健康でいていただくためには、「きょういく、きょうよう、ちょきん」が大事と言われているのです。きょういくは何かというと、今日行くところがあるということです。きょうようは何かというと、今日の用事があるということです。ちょきんというのは、筋肉を貯えると書くのです。 今日行くところがあって、今日用事があって、筋肉をしっかりと衰えさせないようにするということが、老後と健康増進のために大事だと言われています。けれども、定年退職をした後、仕事がなくなり、やることもなくなる。それで部屋にこもって、テレビばかり見ていると、今日も行くところがない、今日も用事もない、部屋に閉じこもっていれば、筋肉をどんどん衰えることになり、そういう人がいっぱい増えてきます。 そんな状況を作らないためにも、ライフワークを持つことが大事になります。ライフワークは、生涯をかけて取り組む仕事です。仕事、定年退職をした後、ライフワークはあるのです。この状況を作っていかなければならないのです。全ての国民、 1つでもライフワークを持つことが大事です。ライフワークを持っていれば、定年退職をした後であっても、今日行くところもあるし、今日も用事もあるし、用事があって、外出して、人と会って、そしたら足腰の筋肉が衰えなくて済むわけだし、貯筋ができるわけだし、そのためにでもライフワークを持ちましょう。このライフワークを推進するということが大事です。ライフワークを持つということは、とても大事なことです。 現在、日本は、子どもの数は減り続ける一方で、 9人に1人の子どもが貧困に苦しんでいます。その子どもたちは、旧態依然とした教育を受け、国際競争力のない人材に育ってしまいます。体力・気力が限界を迎えているのに、半分の会社で後継者がいません。そして、GDPも国際競争力も順位は下がり続けています。それなのに、定年退職後にやることがない人が増え続け、高齢者が富の7割を持ち、若手の負担は増え続けます。この状況に歯止めをかけるためには、国民一人一人が,ライフワークを持つという意識を持つことが重要となります。 そのためにも、社会課題の現状を知る、そして伝えていくことが大事です。欧米では、仕事でどれだけ活躍していても、社会貢献活動を行っていないと、真のエリートとは見られにくいということがあります。アメリカでは、就職先人気ランキングトップ10にNPO団体が2つもランクインしています。 将来の夢を話す際、日本の子どもは職業を話し、カンボジアの子どもは志、国や地域をよくすることを語ったという話があります。理由の一つが、日本では社会課題を知る機会が少ないというのがあります。理由の二つ目は、日本では、親や大人が志を語らないというのがあります。社会課題を知り、親や大人が志を持つことで、子どもも志を持てるようになり、それが人生の意義を高めることになります。志を持って取り組まなければいけないことが山ほどあります。山ほどあるのに、その実態を知らない。大人が志を語らない。ですから、子どもの志を持たない。そういう状況を少しでも良くしていくことが、日本の社会課題に取り組み、地域を良くし、国を良くしようという気持ちがとても大事になります。
日本の経済問題
日本の経済問題 国際格付けランキングにおいて、ドイツ、ルクセンブルグ、オランダ、オーストラリア、スイス、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、シンガポール、カナダ、リフテンシュタイン、これらの国は、 AAAの1位です。日本の格付けは、 A+32位となります。日本よりも上位の国を見ていくと、そこまで大きな国ではないのですが、たくさんありますが、日本は32位とこのような状況になります。 そしてGDPにおいて日本は1980年代から2009年までは第2位でありましたが、それが2010年から2022年。において3位に落ち、さらに2023年からドイツに抜かれて4位まで落ちました。まもなくインドに抜かれて5位になると言われています。右肩下がりの状況です。さらに1人当たりのGDPは1990年は3位だったものが、 2000年には12位、 2010年には22位、 2020年には29位、 2024年には36位と、これも右肩下がりです。さらに、国際競争力ランキングにおいては、 1990年は日本は世界1位でありましたが、 2000年には17位、 2010年には27位、 2020年には34位、 2024年には38位と、下げているわけです。どこまで転び落ちるかという感じであります。 この日本をここまで低下している主な要因は、労働生産性を高める取り組みの遅れ、不十分さ。さらに、少子化による労働力不足、市場の縮小、そして高齢化による社会保障費の増額、消費の停滞、というようなことが主な原因として挙げられています。 国際競争ランキングにおいて、デンマークは2023年総合一位、日本はこの時35位、 2024年デンマークは総合3位、日本は38位でした。デンマークはビジネス効率性は1位、 2023年も2024年も1位となります。日本はビジネス効率性では47位と51位なのです。そんな状況にあるわけです。 そのデンマークは、世界一の国際競争力、世界一のビジネス効率性の国ということですが、日本とどのように違うかというところを見ていきます。これだけの国際競争力でありながら、デンマーク人は16時になったら帰ってしまいます。そこから家では仕事はしません。仕事は16時までなのです。そして家に帰ったら、家族との時間をゆっくり楽しむ。趣味を楽しむ、そういうふうなところに時間を当てることになります。それ以降の仕事をするなんてことはしないのです。そのような状況なのに国際競争力が世界1位となります。 日本は残業するのは当たり前で、休日出勤もします。それだけ働いているのに、国際競争力はこのような状況なのです。 なぜ、このように差がついていくのかというと、デンマークの人というのは、仕事の仕方が違います。上司に仕事の目的を確認し、その目的を最も効率的に達成する方法を自ら考えて進めます。上司から「この仕事をやっておいて」と言われたときに、部下は目的を確認します。この仕事は何のためにやるのですかと聞くわけです。上司はそれを説明するわけです。こういうふうなことのために、これをやってもらう必要がある。それを聞いた部下は、そのような目的であれば、こういうやり方ではなくて、こっちのやり方がいいのではないかと提案します。よりその目的を達成しやすい手段を上司に提案をします。そのために、その手段を自分の頭で考えます。よって、上司と部下というのは、最適な方法を共に考えるパートナーの考えと関係となります。上司の指示よりも、より良い方法があれば、部下の方法で進める。真に関係がフラットな感じとなります。 上下関係はあまりなく、フラットな関係の姿の目的を一緒に撮影しようとなります。そのために最適な方法は、一緒に考えるという環境。上司の意見であれ、部下の意見であれ、より良い方法を採用して進めていくとしていくわけです。 日本では、上司に言われたことを言われた通りにやろうとする。上司に仕事を振られました。この仕事、何のためにやるのですか目的にあるのを確認せず、言われた通りにやればいいと思っています。ですので、やり方まで指示をしないと、うまく今日も進められないという人も多いのです。この仕事をやって、具体的にどうやるか。それでも自分の頭で考えて、自分で進めていくというふうなことができる人ばっかりでもないのです。やり方まで指示しないとやれない。なので、この仕事やって具体的にどうやるかというと、こうやってやっていくんだよ。これやっていくんだよというふうになって、言われたことは分かりました。言われたことを言われた通りにやればいいんだと。そうなるわけです。最適な手段を考えるなんていうことはしないのです。ましてや、目的を確認するためみたいなことをしないで、ただただ言われた通りにやればいいんだと。右から左に言われたことを言われた通りにやるという働き方をするわけです。そして、上司と部下は,上司の言う通り、部下が動く服従関係、上下関係が結構激しくなります。部下が仕事を振られた時に、この仕事の目的は何ですかと、このような言おうと思うのなら、上司側は、こいつは生意気だ。言われた通り、やりゃいいんだ。そういう風な感じでいう、上司もいます。 ところがデンマークは決してそんなことはないわけです。部下は仕事の目的を聞いてくる、確認しに来るというのは当たり前なのです。この仕事の目的は一体何なのですか目的をこれだよとなります。そしたらこっちの方法じゃなくて、こっちの方法の方が良くないですかとなります。なるほど。じゃあそっちの方向で行こう。こんな風な形で,上も下もないと、この目的を達成するために最も効果的かつ効率的な方法を一緒に考えていきます。より良い方法を採用してやっていこうという考え方です。 日本は上司が言ったことは黙ってやれというのです。言われた通りにやればいいんだという働き方をします。部下も「はい、言われた通りにやればいいんですね。言われた通りにやります。自分の頭で考えられるのです。上司がアップデートしないと部下の成果も上がらない。上司のやり方が古いとか効率が悪いとかそういうやり方しか上司は知らない。そのやり方を部下に指示するわけです。部下はもっといい方法があるにもかかわらず、言われた通りにやるわけです。 なぜこのように働き方に違いが生じるかというと、教育に原因があると言われています。日本というのは記憶型教育が中心です。これからAIとともに生きていく時代なのに、いまだに暗記型学習です。教科書に書いていることを先生に言われたことを、これを右から左に暗記して書くということをします。そして暗記力、記憶力が高い人が高い評価を受けるというテストになります。記憶力を養い、記憶力を養えと言われて学校教育が育ってくるわけです。ところが今、生成AIで知識はほぼ無限に出て入るわけです。記憶力そんなに必要ですかという話です。それにもかかわらず、記憶力を鍛える教育ばかりをやっています。古すぎます。欧米はもっと進んでいます。ところが日本の教育は旧態依然のままであり、時代遅れ、甚だしいです。さらに、デンマークでは、自ら問題を発見し、解決するプロジェクト型学習や討論型授業が行われ、問題解決力やコミュニケーション力を鍛えるというふうなことをやっているわけです。 反復授業というのを欧米の国々では結構やっています。これは、インプットは各自で済ませ、学校ではインプットの内容に基づき、プレゼンテーションやディベートなどのアウトプットを行うという授業です。反復というのは、大学の講義でインプットをします。先生が前で説明をして、生徒はそれを聞くだけ。その聞いた内容をテストで書けという授業をするわけです。大学はインプットをしに行くところだ。ところが欧米の大学では反復授業というのが行われます。大学はアウトプットをしに行くところだと、インプットとアウトプットが反転しているのです。だから、反復授業というのです。インプットなんて教科書に書いてんだから、自分でインプットしてこいと。そのインプットをしたということが前提として、大学では授業でプレゼンをやってもらいます。ディベートをやってもらいます。参加した生徒が、試されるわけです。 入試は、課外活動やボランティア、クラブ活動について、課外活動やエッセイを志望理由書に書き、これを重視する確率的な筆記試験はほぼないというのが、デンマークだったりするわけです。高校の時にどんな社会貢献活動をやってきましたかどんなボランティア活動をやってきましたかこの課外活動を重視します。 仕事ができる人、事業を拡大する人は、問題解決力とコミュニケーション力が高い人です。例えば、問題解決というところに関して言うと、時間をかけずにより高い効果を残すには、問題を解決するための情報集めに解決策を考えます。これは、仕事ができる人がやることになります。時間をかけずに、より高い成果を残すには、という問いを立てて、その問いに対する答えを見つけていくわけです。この作業をより早く、かつミスなく終わらせるには、相手の立場に立って、必要なコミュニケーションをとり、相手を動かします。その問題を解決していくためには、人の協力を得なければいけなかったのです。さらに、お客様に商品を売るというのであれば、お客様も説得しなければいけません。そういったところの、コミュニケーション力も高いというふうなところがあるわけです。こういうふうなところで、問題解決力やコミュニケーション力が高い人というのは、やはり仕事ができる人です。そして事業を拡大していくというところがあるわけです。 欧米では、その力を伸ばす教育が行われ、日本では記憶力を磨く教育が行われ、競争力に差がついています。そして、日本の労働生産性は一時間あたり56.8ドルと言われています。G7の中で最下位です。OECD 38カ国中29位、 OECDは平均76.5ドルとなります。OECDは経済協力開発機構となりますが、先進国38カ国とイメージになりますが、 29位と、 G7の中では最下位となります。 日本の労働生産性が低い原因として、無駄な会議、非効率な報告、資料の作成が多い。作業のDX化、自動化の不十分、属人化。過剰な低価格競争と過剰な業務・作業。上司の言う通りやるだけでなく、より良い方法を考える。上司も部下に意見を求め、良い意見は採用する。 このようなことをやっていかないと、先進国に勝てなくなります。日本流のよろしくない仕事の仕方を抜本的に見直ししていかなければなりません。
社会課題の現状
社会課題の現状 まず、 SDGsの説明をいたします。SDGsは、国連で採択した2030年までの持続可能でより良い世界を目指す。国際目標です。17の目標とそれを達成するための169のターゲットで構成されています。世界が抱える社会問題を把握する上で、重要であります。現在世界でどのような社会課題があるかというところを網羅されているのがこの17の目標となります。 貧困をなくそう、飢餓をゼロに(食料生産の効率化など)、すべての人に健康と福祉を(医療体制の強化など)、質の高い教育をみんなに、ジェンダー平等を実現しよう、安全な水とトイレを世界中に、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに、働きがいも経済成長も(若者の雇用促進など)、産業と技術革新の基盤をつくろう、人や国の不平等をなくそう、住み続けられるまちづくりを(防災対策など)、つくる責任、使う責任(リサイクルなど)、気候変動に具体的な対策を、海の豊かさを守ろう、陸の豊かさを守ろう、平和と後世をすべての人に、パートナーシップで目標を達成しよう これらがSDGsの17項目となります。このような項目から、この世界にどのような社会課題があるのか把握する必要があります。そして、 社会課題に対する意識について。説明をいたします。社会貢献のきっかけは、社会課題を知ることであります。社会課題を知ったとき、どのような意識を持つかが重要であります。こんな社会課題があるんだと。いつか誰かがどうにかするだろう。このような意識を持ってしまうと、社会課題を深刻化させ、子どもの世代、孫の世代が安心して暮らせる社会を維持するのが難しくなってしまいます。 このような意識をずっと多くの方が持ってきて、今の社会、このような状況になっています。本当に子どもの世代、孫の世代、日本は大丈夫かと疑うほど深刻な問題でもあります。それが、今の日本の現状となります。それを知って、いつか誰かがどうにかするでしょうと、自分がやらなくたって別にいいよと、意識を持つと、ますます深刻になっていきます。 そうではなく、今自分に何かできないか。このような意識を持つことで、社会課題を考えるようになります。 このような意識を多くの人が持たなければ、将来日本が終わってしまう、そのような深刻さもあります。このような意識を持って、社会課題を考えていく必要があります。そのためには、想像力と共感力が重要となります。みんなが想像力と共感力を働かせて、この意識を持てば、今後の社会は大きく変わっていきます。 次に、社会課題の一つのテーマである貧困問題について説明をしていきます。「相対的貧困」という言葉があります。これは、国民の可処分所得の中央値の半分以下の所得で、生活をしているという状態です。公表されている可処分所得の中央値は約254万円となります。その半分の127万円が相対的貧困の基準となります。 さらに、 1人世帯、 2人世帯、 3人世帯において、この基準の金額を,が変わってきます。1人世帯の場合、収入が127万円、月に換算すると10万5000円、月10万5000円未満で生活している人は相対的貧困となります。2人世帯の場合、世帯収入が179万6000円、月14万9000円未満の場合は、相対的貧困となります。3人世帯の場合は、世帯収入が2,19万9000円、月18万3000円未満で生活している人が相対的貧困となります。 この相対的貧困の状況では、食費は月3万円となります。1回の食事代で100円となります。例えば、 3人世帯において月3万円となると、1日1,000円です。1日1,000円を朝昼晩3で割ると333円です。それを家族3人でいますから、 1人1食100円となります。このように考えると、 100円で何が食べれるかということになります。そのような状況になるわけです。日本の相対的貧困率は15.4%と言われています。つまり、 6.5人に1人が。相対的貧困状態ということになります。日本の子どもの貧困率は11.5%、9人に1人が相対的貧困状態にあると言われています。したがって、 40人のクラスであれば、だいたい4人から5人、貧困状態の子どもがいるということになります。それぐらい、たくさんのお子さんが貧困状態にあるという現状があります。そして、ある団体におけるお子さんから寄せられた声があります。 子どもはお腹が空いたら水を飲んでいます。1日の食費は1人100円。米ともやしばかりです。友達を作るとお金がかかるので、友達は作らない。米びつの底が見えたとき、絶望的な気持ちになった。夏、暑くてもクーラーをつけられない。子供があせもだらけで熱中症になり、命すらも危うい。久々にお肉を買ったら、上の子がダイエット中だからと言って妹にあげていた。涙もこらえられなかった。 こういう生活をしているわけです。かなり深刻な状況です。普段の支出を貧困家庭の食事代に換算すると、 1回の食事代で100円です。例えば、飲みに行って1万円払った。この場合、貧困家庭の100回分の食事代となります。海外旅行に行って60万円かかった貧困家庭の6000回分の食事です。この感覚をぜひ知っておく必要があります。今の自分の生活ができているのは、当たり前のことではなく、その状況を享受できない人がたくさんいます。子どもの貧困を放置すると、日本の所得が42.9兆円失われ、財政収入が15.9兆円失われる試算もあります。それぐらい貧困問題は経済的にも大きな損失をもたらすことになります。 その貧困家庭の話となると、そもそも親が悪いというふうに考える人もいます。親が怠けているから、そんな生活の状況になってしまう、親が悪い、自業自得だというふうにいうような人もいるかもしれません。しかし、その実態を見ていくと、ひとり親世帯のケースが多いことがわかります。ひとり親世帯の貧困率が、日本は44.5%となります。ひとり親世帯の89%が母子世帯となります。さらに離婚をして養育費を受け取っている母子世帯は28.1%となります。72%が養育費が受け取れないという状況にあります。お母さんが自分で働いて、そのお母さんの給料だけで生活をするというふうになってしまいます。ひとり親世帯の貧困率を見ていくと、先進国では日本が44.5%トップとなります。アメリカは33.5%イスラエルは31.6%メキシコは30.4%。日本がダントツでトップになります。ひとり親世帯になると貧困になる確率がここまで高いというのが現在の日本の国の状況になります。 この観点から、日本という国がいかに劣悪な状況にあるかということが分かります。パート時給1,100円で働く場合1,100円×7時間週5日働いてそれが4週あると、 1ヶ月の給料は15万4000円になります。手取りで約13万円となります。子どもを2人とか育てると、そこで家賃を払い、光熱費を払い、スマホ代も払い、残ったお金で食費となります。そのようになると、 1日100円ぐらいの食事になるわけです。パート掛け持ちで、朝から晩まで必死に働きながら、自分はろくに食事も取らず、子どもに与える人もたくさんおられるわけです。このような状況になります。親が怠けているから悪いんだと、自業自得だという風な方、そのような意見を持つ方いますが、お母さんは朝から晩までパート掛け持ちで必死に働いています。それでも、パートとなると、時給が低いわけです。正社員で働くといっても、子どもの面倒を誰が見るのか考えると、正社員では難しい。よってパートになってしまうわけです。 パートであると、このような給料になります。朝から晩まで一生懸命働いて、決して怠けているわけではないのですが、このような給料になってしまいます。食費はなかなか捻出。できずに、朝から晩までヘトヘトになるまで働いて帰ってきて、自分はご飯をほぼほぼ食べずに、子どもたちに与えるというお母さんも多いわけです。そうなると、健康状態も危うくなり、そんな苦しい状況がいつまで続くんだろうと、そのようなことを思うと、絶望的な気持ちになり、メンタルも病んでしまいます。その状況に疲れ果てて、うつになる人も少なくありません。この状況でお母さんがうつになってしまったら、どうなってしまうのかどうなるかという話ですが、子どもたちはお母さんから離れなくなってしまった。もう出歩けなくなりました。家事はすることもできなくなりました。こういう状況が一人親世帯の場合、44%もいるということです。大変大きな数字です。 さらに、お母さんがそういう状況になってしまうと、ヤングケアラーとなり、子どもたちも出てきます。ヤングケアラーとは、本来、大人が似合う家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことです。勉強や部活をする時間、友人と遊ぶ時間などを犠牲にして、家事や家族の世話をすることになります。貧困のような主な要因の一つが、離婚によってひとり親世帯になることがあります。 ひとり親世帯になると、貧困になる可能性が非常に高くなります。親の離婚により、子どもが貧困に苦しむケースが多いため、夫婦仲を良くすることが子どもの貧困を防ぐことにもなります。夫婦でコミュニケーションを取り、そのための質問をして、話を聞き、共感をして、感謝を伝える、当たり前を見直しをして、照れくさいを克服する、感情をメタ認知し、感情を整える、ということが大事になります。
社会貢献の意義
社会貢献の意義 社会貢献することの意義について説明をします。人間には2つの欲の種類があります。私欲と公欲です。私欲というのは、自分がいい思いをしたい、嫌な思いはしたくないという欲求であります。もう一つの公欲は、自分以外の人を喜ばせたい、嫌な思いをさせたくない、社会に貢献したいという欲求になります。このような2つの種類の欲があります。 公欲については、道を聞かれたら案内をします。この場合は、誰かに道を聞かれたら、その方に道を案内しようと思うのではないでしょうか。その方に道を教えたところで、自分にはメリットがないということは、分かっています。もうその方と二度と会うことはないでしょう。でもその方になんとかたどり着いてもらいたいと思って、道を丁寧に教えるわけです。この動機は何かというと、私欲ではないはずです。自分がいい思いをしたい、自分にメリットがある、だから道を教えよう、ではないはずです。その動機こそが公欲なのです。純粋にこの人に喜んでもらいたいという気持ちからやるわけです。あるいは友達の誕生日会を企画する。また、困っている人を見たら助けたくなる。また、社会の役に立つことにやりがいや意義を感じる。 このような動機が公欲になります。社会貢献活動を通じて、人の役に立てた、社会の役に立てていると感じると、公欲が満たされることになります。公欲が強い人ほど、ここに喜びを感じます。 社会貢献を通じて「人は公欲を満たす」というふうなことをやりたいという欲求があるわけです。この公欲というのは、人間に本能的に備わっているかなり強い力です。また、これからの時代、ますますこの公欲が注目される時代になっていきます。今の若い世代の人は、欲がないと世間一般は言ったりしますが、厳密に言うと、物欲とか出世欲はそれほど強くない人が多いのです。ただ、公欲が強がる人はかなり多いです。欲がないと、ひとくくりにいってしまうのは、いささか問題あることになります。公欲が強い若い人は、すごく多いのです。 若手の採用においては、募集広告で公欲を満たせるというところをしっかりと伝えていくことが、これからの時代は重要になっていきます。社会貢献活動の取り組みと思いPRできると、若年層や社会貢献の意識の高い人を引きつけることができます。採用に有利になります。また、社員は社会貢献活動に参加するということで、仕事に対する意義や会社員の信頼が高まり、モチベーションの向上、離職率の低下に寄与します。 このようなところが、いろんな会社で注目されています。「社会貢献活動を体験したい」、年に1回でも、そういう社会貢献活動に会社として参加する。社会貢献活動に取り組んでみる。そういうふうな体験ができると、従業員の方の満足度が,上がったりします。 また、社員同士が社会貢献活動という共通の目的に取り組むことで、社内コミュニケーションの改善、チームワークの強化にもつながります。環境保護活動や地域貢献活動に注力している会社もあります。採用と定着に好影響を与えています。 公欲の部分を、企業活動においてもかなり重視しています。これからの採用活動においては、この公欲の部分をしっかり出せるような募集広告が書けるかどうかというところが、非常にこれから人気の要因になってきます。 心理学者のマーティン・セリウマンは幸福の研究をしています。人の幸せを3つの要素に分解できると提唱しています。 快楽の人生 欲しいものを手に入れ、快楽を追求する 夢中を追求する人生 長所を生かし、没頭するそして 意味を追求する人生 人が社会の役に立つ この3つの要素に人の幸せというのは分解できるということになります。快楽で得られるポジティブ感情には慣れがあり、持続しにくい。短期的で限界があることが分かっています。快楽は人生の満足度にあまり関係なく、意味の追求が最も強力であり、夢中の追求も強い関係があります。 幸福な人生とは、意味を持って夢中になれるものがある人生であり、快楽はその人生に花を添えるものであります。人や社会の役に立つということを通じて、自分自身の人生の満足度を高めいくことが、人間が持っている公欲を生み出すことになります。社会貢献活動は自分自身の満足度を高めることにもつながります。 ヘドニア(快楽)とエウダイモニア(幸福)という概念があります。ヘドニアは私的で目の前の短期的な欲求を満たすことです。エウダイモニアは、生きる目的、成長、社会貢献という概念になります。ヘドニアを好む人は、抗体や抗ウイルス物質を作る遺伝子の発現が少なく、エウダイモニアを好む人は、抗体や抗ウイルス物質を作る遺伝子の発現が多いとされています。抗体や抗ウイルス物質を作る遺伝子の発現が少ないというのは、病気になりやすいところでてきます。抗体に弱いというふうな傾向があると抗体薬をウイルス物質を作り入れる発現が多いということが病気にかかりにくいということになります。快楽を追求する人よりも生きる目的、成長、社会貢献、このようなところに強く意識を向ける人の方が免疫が強く、病気にかかりにくいということがあります。また、ヘドニアを動機として意思決定をする人は、うつ症状が増加し、エウダイモニアを動機として意思決定をする人は、うつ症状が減少する傾向にあります。ヘドニアを求める人よりも、エウダイモニアを求める人の方が、肉体的にも精神的にも健全になるということも明らかになっています。 仕事というのは2種類あります。マネーワークとライフワークです。マネーワークはお金を稼ぐために仕事をやる。社会的に仕事と言われているものは、マネーワークを指すことが多いです。収入を得るためには仕事、が必要です。もう一つがライフワークです。これは自らの価値観に基づき、将来にかけて行う取り組みであり、人生の満足度を高めるための仕事です。高い意義を感じる人生はどういう人生かというアンケートの結果、最も多かったのが、人や社会の役に立った人生です。経済的に余裕ができる人ほど、人生の意義を考え始めます。そのため、社会貢献に詳しい人は、富裕層や経営者から興味を持たれやすいというのもあります。ライフワークによりビジネス以外のコミュニティを持てると、新たな人脈、新たな自己実現の可能性が生まれます。 マネーワークは引退があります。60歳で定年退職。そこから定年延長をされる方もいらっしゃいますが、 60歳が基本的に定年退職です。人生90年あるわけです。今から60歳で退職して、その後30年何をやりますか。やれることがないとなると、これはかなり辛い30年になります。この30年生き生きと過ごすためにライフワークを持ってください。ライフワークは引退がありません。これは生涯をかけて行う取り組みになります。よって引退がありません。定年退職するまでにライフワークを持てている人と持てていない人では、退職後の人生が全然違います。この30年、人生の3分の1、その期間が全然違います。定年退職してからライフワークを見つければいいと思う人もいますが、ライフワークを見つけるのは、いろいろなコミュニティに入ったりして、いろんな知識や情報を集めたり、いろいろと肉体的にも精神的にも辛いことがあるわけです。元気なうちに着手したほうがよいです。40代や50代のうちからライフワークというのを一つ見つけておいてください。定年退職を迎えて、よし、これでライフワークに専念しようとなり、私は忙しいんだとなり、ライフワークで忙しいんだというかたちで、定年退職後の人生を迎えていけると、これは豊かな人生につながっていきます。 定年退職としてやることがない、人と会う用事もない、部屋にこもってテレビばっかり見て、スマホばっかり見て、出歩かない。こうなると足が弱まります。足が弱まると余計に出歩かなくなります。そして人とのコミュニケーションが減ります。人とのコミュニケーションというのは、脳にものすごい強い刺激があります。この刺激がなくなります。そうなるとボケやすくなります。ボケたら家族に迷惑がかかります。そうならないようになるべく元気に老後を過ごしていくことが大事になります。そのためにはライフワークを持つことがすごく大事になります。このライフワークの持ち方について、この社会貢献活動というライフワークを一つ持つ切り口であります。 そのような意味で、社会課題とむきあうと、これは無視できないとなり、これどうにか取り組みたいと思い、そういう社会課題の解決に向けて何かの活動を起こすというライフワークを持っていただくというのは、定年退職後の人生を豊かにする上ですごく大事なことです。もちろん趣味をやるというのも良いです。あるいは収入を生む仕事をやるというのも良いです。社会貢献というのは一つの切り口です。60歳以降も何らかのやることがあると、生涯かけて取り組むことがあるのだと、ライフワークを元気なうちにやるというわけです。そういった意味で、今回社会貢献法、お役に立てる部分も多いのではないかと思います。 これは自分に話になるという社会課題でありますが、ビジネス以外の活動やコミュニティが持てていないと、ビジネス価値イコール自分の価値と捉えます。ビジネスで成功を残していないと、自分を認められなくなると自己承認、自分を認める自己承認と言います。自己承認できていないと、その不満を他者から認めてもらうことで解消しようとし、他者を認めるより、他者から認められようとするためによい関係が築きにくくなります。 自己承認というのはかなり重要な要素です。この世で最も認めてもらいたい人、その人はお客様ではなく自分という人になります。自分という人に認めてもらえないと、ものすごく強い欲求不満を感じるようになります。この欲求不満を自分が認めてくれないものだから、自分という人以外の人、つまり他者。他者から認められることによって補おうとします。そうすると、他者を認めるよりも、他者から認められることを優先しようとします。他者の良いところや成功を見ると妬もうとします。そうなると両方の人間関係を築きにくくなります。自分で自分のことを認めることがすごく大事になります。自分で自分のことを認められないと自信を失います。他者と会うこと自体が卑屈になってしまいます。そうならないように,きちんと自分で自分のことを認めるということが大事になります。 自分の価値イコールビジネスの価値という価値観を持っている人は、ビジネスで成功を残せていないと、自信を持つことが難しくなるのです。自分の価値を感じられない。そうなりがちになるわけです。そうならないようにするには、このビジネスでこれ以上の昇進が望めない。事業に飽きたなど、目標を見失うと活力が大きく下がります。そうならないようにビジネス以外の活動やコミュニティを持ち、様々な視点から自分に価値を感じられるようになります。そういう意味でビジネス以外の活動にコミュニティを持つ社会貢献活動もその一つになります。 用事を持ち続けることの重要性があります。65歳以上の人の人口と人口の割合の推移について、 2025年は3677万人、 65歳以上の方は30%を占めています。2030年になりますと3716万人、 31.2%です。2035年には3782万人、 32.8%です。2040年には3921万人、 35.3%。どんどん65歳以上の割合が増えていきます。こういった人たちがどんどん増えていくので、定年退職後に用事がなくなります。そうなると出歩かなくなると足が弱る。足が弱るとさらに出歩かなくなる。出歩かなくなると運動量が減り、人との接点も減り、刺激が減ります。運動量と刺激が減ると認知症になりやすくなります。よって、今から65歳以上の人が増えるほど。65歳以上の人口が増えるほど、定年退職後の用事を持ち続けることの重要性も高まっています。その一つの手段がライフワークを持つことです。 そのような意味で、この社会課題というのを少しでも向き合うことが大事になります。
公欲の意義
公欲の意義 「稼ぎたい」より「役立ちたい」が最強の武器になる?変化の時代を生き抜く5つの新常識 1. イントロダクション:5年で社会が激変する時代の「生存戦略」 いま、私たちは歴史的な転換点の真っ只中にいます。これからの5年で、社会はこれまでとは比較にならないほどの激変を迎えるでしょう。その変化の凄まじさは、実に「産業革命以来」とも言われています。 技術進化のスピードをグラフにすれば、もはや右肩上がりの45度ではありません。研究者の中には「グラフが折れている」と表現する者もいます。つまり、進化の線が「垂直」に立ち上がっているのです。これまでの延長線上にある生存戦略は、もはや一切通用しません。 こうした不透明な時代において、従来の「自分だけが良ければいい」という「私欲」に基づいた価値観は、生存率を下げる致命的な足かせとなります。私たちが今、真に認識すべきは、利他的な目的を持つ「公欲(こうよく)」こそが、結果として自分自身を最も救うというパラドックスです。本記事では、最新のビジネス心理学と科学的データに基づき、次代を生き抜くための「新常識」を提言します。 2. 【驚きの営業数値】成約率を最大化するのは「43:57」の法則 営業の世界では、流暢に話すスキルが重要視されがちですが、データが示す現実は正反対です。 「成約率が最大になるのは、営業マンが話す割合が43%、お客様が57%。この割合が成約率を最大にするというデータがあります。」 なぜ「話すこと」よりも「引き出すこと」が重要なのか。それは、人間には「質問されると無意識のうちに答えようとする」という強力な心理的習性があるからです。 質問は、相手の思考を強制的に変え、話題をコントロールし、さらには感情や行動までも変えてしまう圧倒的な影響力を持ちます。優れたビジネスパーソンは、自ら語るのではなく、適切な質問を通じてお客様に思考をさせ、ニーズを顕在化させます。この「引き出す力」こそが、高い成約率と深い信頼を支える基盤なのです。 3. 「私欲」を超えた「公欲」が脳のパフォーマンスを劇的に上げる 心理学の「ERG理論」では、人間の欲求を生存(Existence)、関係(Relatedness)、成長(Growth)に分類しますが、これらは本質的に「自分を満たしたい」という「私欲」に根ざしています。対して、他者や社会に貢献したいという欲求が「公欲」です。 人類の歴史を紐解けば、この公欲は生存のための必然でした。ひ弱な種族である人間が、マンモスを狩り生き延びてこられたのは「分業」という最大の武器を持っていたからです。誰かが囮になり、誰かが穴を掘る。この「役割分担」によるチームワークこそが、私欲を超えた公欲の原点です。 驚くべきことに、利他の心は科学的に脳のパフォーマンスを覚醒させます。ウィスコンシン大学の研究で、チベット僧侶のマチュー・リカール氏の脳を測定したところ、幸福感と集中力を司る「左前頭前野」の活性化度が、通常の人よりも数百倍高いことが判明しました。「情けは人のためならず」は、もはや精神論ではなく脳科学的な真実なのです。 さらに、公欲は生命力そのものにも影響を与えます。例えば、末期癌を克服した患者の中には、「自分のため」に闘病した人よりも、「限られた時間で誰かの役に立ちたい」と公欲にシフトした人に奇跡的な快復が多く見られるという報告があります。また、ある介護施設では、あえて入居者に役割(簡単な作業)を任せ、感謝を伝えることで、高齢者が劇的に元気になる事例もあります。他者の役に立つという「公欲の充足」は、個人の能力と健康を最大化させる究極のエネルギー源なのです。 4. 優秀な営業マンを「マネージャー」にしてはいけない理由 多くの企業が陥る致命的なミスが、「実務成績が良いから」という理由で管理職に抜擢することです。しかし、プレイヤーとして優秀であることと、マネージャーとして適任であることは全く別次元の問題です。 「どれだけ仕事ができても、公欲がなくて私欲が強すぎる人。こういう人は管理職やナンバー2に抜擢してはいけないんです。その地位を自分のために使うからです。」 私欲の強いリーダーは、権限を自分の保身や部下を支配するために使い、不都合があれば責任を逃れます。これでは組織は内側から腐敗します。 真に信頼されるリーダーは、常に「公欲」に基づいた行動をとります。象徴的な例が、ある保険営業マンのエピソードです。彼は顧客の状況を徹底的に分析した結果、「今のあなたにこれ以上の保険は必要ありません」と、自らの売り上げにならない提案をしました。一見、私欲を捨てた損な役回りに見えますが、顧客からの信頼は絶大となり、結果として数十人もの紹介を生み出したのです。目先の利益(私欲)より信頼(公欲)を優先できる者だけが、真のリーダーシップを発揮できます。 5. 「業務管理」と「マネジメント」は似て非なるものである 多くのリーダーが「進捗確認」や「トラブル対応」をマネジメントだと勘違いしていますが、それは単なる「業務管理(オペレーション)」に過ぎません。真のマネジメントとは、組織が自律的に成長する仕組みを構築することです。 そこで不可欠なのが「能力的な信頼」の構築です。コンサルタントの視点から言えば、リーダーは以下の4つの柱を部下や顧客に示す必要があります。 これらに加え、「業務の目的(そもそも何のためか)」を常に確認し、一手先を読んだ提案を行う姿勢が、圧倒的な信頼を生みます。業務を管理するのではなく、目的を共有し、相手の期待を超える価値を提供すること。このシフトが業績向上への最短ルートとなります。 6. 学びを「娯楽」で終わらせるか、「成長」に変えるか 真のマネジメントや組織運営には絶え間ない学びが必要ですが、多くのリーダーは「娯楽学習」の罠に陥っています。知識を得て満足し、実践も習慣化もせずに放置する。これはもはや「趣味」であり、ビジネスにおける成長ではありません。 必要なのは、実践を通じて習慣化させる「成長学習」です。厳しい現実をお伝えしましょう。知識を得て行動に移す人は100人に1人。さらにその行動を継続できるのは、その中の100人に1人です。つまり、**習慣化までたどり着けるのは「1万人に1人」**という希少な存在なのです。 だからこそ、チャンスがあります。凡庸な9,999人から抜け出すための具体的なアクションプランは、意志の力に頼るのではなく、仕組みを作ることです。「1日1回、必ず目標が目に入る環境」を強制的に作ってください。スマホの待ち受け画面にする、紙に書いて壁に貼る。この泥臭い徹底こそが、1万人に1人の「成長し続けるリーダー」を創り上げるのです。 7. 結論:あなたの体験が、AIには決して超えられない価値になる 今後、AIやロボットの進化によって、定型的な業務は消滅していくでしょう。しかし、どんなに技術が進歩しても、AIが絶対に代替できない価値が一つだけあります。 それは、**「人間としての体験を語ること」**です。 面倒なことに立ち向かった苦労、照れくささを克服して感謝を伝えた瞬間、失敗の恐怖に打ち勝って成し遂げた経験。これら「感情を克服して得た体験」こそが、他者の心に火を灯し、勇気を与えます。AIには「感情を乗り越えた実感」を語ることはできないのです。 あなたが今向き合っている困難や、克服しようとしている己の弱さ。それらを乗り越えたプロセスそのものが、未来のあなたの市場価値になります。 最後に、リーダーとしてこの問いを胸に刻んでください。 「あなたが今の目標を達成したとき、自分以外に誰がハッピーになりますか?」 この答えが明確であるほど、あなたの脳は覚醒し、周囲はあなたを支持し、激動の時代を切り拓く真のエネルギーが湧き上がってくるはずです。
自己の理解と感情
自己の理解と感情 自己承認について解説をしていきます。自己承認の具合が感情にすごく影響を与えます。自己承認は心の深い部分で自分のことを認めることであり、この世で最も認めてもらいたい人、それは上司でもお客様でもなくて自分という人になります。自分という人が一番に認めてもらいたいのです。自己承認というのは、自分で自分のことを深く認めるということになります。自己承認ができていないと、最も認めてもらいたい人が認めてくれないため、強い欲求不満の状態になります。 この欲求不満が、自分という人が認めてくれないので、自分という人以外の人、つまり他者、他者から認めてもらうことで補おうとします。これが欠乏動機と言います。その結果、他者から認められたい、という気持ちがすごく強くなります。他者の評価を強く気にするため、評価が損なわれそうになると、怒り、不安、緊張、焦りが生じやすくなります。 焦りやすい人、緊張しやすい人、不安になりやすい人、その反面に他者から認めてもらいたいという気持ちがすごく強くなる。ですので、恥をかきたくないとか、嫌な思いをしたくないとか、他者によく見られたいとか、そういう気持ちが強ければ強いほど、緊張しやすく、焦りやすく、不安にもなりやすく、そして他者の評価を強く気にするというところが感情の生じる側にすごく影響をします。また他者から認められたいという気持ちがすごく強いので、他者を認めることよりも他者から認められることを優先しようとします。そのため、心理的衝突が多く、深い関係を築きにくくなります。他者を褒めるよりも、自分が褒められようとします。他者の話を聞くよりも、自分が話そうとします。こういうふうなことをしていくと、なかなか深い関係も,気づきにくくなります。その結果、経営やビジネスをする上で大きな弊害をもたらすことにもなります。 自己承認の度合いが低い人、あまり自分のことを認めることができない人の傾向として、欠乏動機や無価値観から仕事を頑張ろうとします。仕事を頑張る動機が、他者から認められたい、あるいは自分に価値がないということを埋めようとして、仕事で良いパフォーマンスを発揮することによって、無価値観、自分に価値がないという感覚を埋め合わせようとします。極端にプライドが高い。他者からの評価に執着し、評価が下がると取り乱しするのです。他者との比較を強く意識し、劣等感を過度に嫌う。他者の評価や名誉のために贅沢品を買う。非があっても正当化しようとし、素直に謝らない。「絶対」「いくらでも」など過剰な表現を頻繁に使う。自分の話ばかりしようとし、相手の話が聞けない。成功したり、偉くなったりすると、態度が横柄になる。悪口が多い。頻繁に愚痴を言い、共感を求める。くよくよ悩み。迷いやすい。コロコロ考え方が変わる。精神的余裕がなく、感情的になりやすい。こうやって傾向が見受けられるわけです。 けれども、逆に自己承認の度合いが高い人の傾向は、向上心、楽しさ、夢、こう欲から仕事を頑張ろうとする。自分が認められたいからとか、自分の無価価値観を埋めたいとか、そういう動機ではなく、楽しいから頑張る。こういう夢を叶えたいから頑張ると思うのです。周りが喜んでくれるから頑張ると思えるのです。そんな上手な動機から仕事を頑張ろうとする。そこまでプライドは高くない。他者からの評価にそこまで執着しない。あまり他者と比較せず劣等感をそれほど気にしない。他者の評価や名誉のために贅沢品を買ったりしない。贅沢品を買うこともありますけれども、自分は自分が好きだから買うのであって、他者からの評価とか、見栄のために買うということはあまりありません。自分に非があれば素直に謝れる。あまり過剰な表現を使わない。使う言葉がシンプルであります。自分の話ばかりせず、相手の話をきちんと聞ける。成功しても偉くなっても謙虚である。悪口は言わない。あまり愚痴も言わない。決断ができる。くよくよ悩まない。迷わない。精神的余裕があり、感情的になりにくい、朗らかである。こういうふうな傾向があります。 事例 事業再生の現場においては、潰れる会社を立て直すという仕事がメインであります。そのお客様というのは、会社を潰した社長になります。会社を潰す人というのは、とても自己承認の度合いが低い人の傾向があります。自己承認の度合いが低い人です。ここに当てはまる人がすごく多いわけです。そうするとやはり部下もついてこない。そして会社が潰れます。そういう人たちは会社を潰した後の贅沢品を買おうとする見栄のために良いブランドのバッグを持っていたり、豪華なレストランにステーキを食べに行ったり、銀行の借金が返せないと言っているような人が平気でそういうところにお金を使います。このお金があるんだったら銀行の借金の返済に充てろと言いたくなりますが、そんなことをするんです。正当化だと。素直に謝らないし、この過剰な表現を頻繁に使います。人の話が聞けない。自分の話ばかりする。態度も横柄になる。悪口がとにかく多いと頻繁に愚痴を言う。くよくよ悩み迷いやすい。コロコロ考えが変わる。感情的になりやすい。会社を潰す社長というのはこういう人が多いわけです。 自己承認度合いが低い人の傾向で自分は結構これに当てはまる自己承認できていないかという悩みを持たれる方も多いです。これはある意味人間にあることにもありますので、当てはまっても構わないわけです。その当てはまる度合いの問題があるわけです。少々当てはまるぐらいであれば問題はありません。ただ、かなり当てはまることや一個一個の項目に対する当てはまりの度合いがこれがかなり深いのか、あるいは軽いのか、それで随分変わってきます。したがって、多少なりとも当てはまるぐらいであれば、そんなに気にする必要はありません。ただ、あまりにも多いとか、一個一個の当てはまり方が重いというのであれば、これは自己承認ができていないのかもしれません。 こういうところが動機となって、がむしゃらに事業を拡大しようとするような経営をしてしまうと、基本的に経営の人としては危ないとなります。拡大を急いでしまいます。経営者交流会においていろんな社長と話をしますがすぐに規模の話をする人売上はどのぐらいなのか社員は何人いるのか。規模の話をしようとすると規模で負けるとなると悔しいと自分も大きくなんないけど会社を大きくしなきゃと言って一生懸命がむしゃらに会社をしようとしますそういった人が実はですね自己承認の度合いが低いという可能性もあります。 よって会社を大きくするとその動機が自分には価値がないとこの無価値感、これを埋めたいという思いで会社を大きくするそういう動機でやっている人というのは比較して負けるとすごく悔しがります。だから負けてたまるもんかといってもっと売上拡大もっと拡大従業員を増やせ。そして、規模の割には多くの借り入れしたりとか、背伸びをするという人も世の中にはいます。そういう風な人がうまくいかなくなると、感情的になって会社を潰すというふうなことになったりするわけです。こういうふうなところが会社における人間関係や仕事のしやすさにもすごく影響をします。自己承認度合いが低い人について、ちょっと振り返ってみてください。 自己承認ができているかどうかというところに一番大きく影響する要素として、幼少期の親子関係があります。ここで内的ワーキングモデルという言葉、これは心理学の言葉でありますが、この内的ワーキングモデルという言葉は、お子さんを持つ,親御さんは、すべての親御さんに知っていただきたい言葉でもあります。内的ワーキングモデル、この言葉が最も有名になってほしいです。幼少期の親との関わりの中で形成される人間関係の価値観、親との関係がすべての人間関係の原型となるという言葉であります。生まれて初めて形成する人間関係が基本的には親との関係であります。もっと言えば母親との関係であります。この関係がすべての人間関係の原型になります。人間関係はこのような感じなんだっていうふうに学習していくわけです。そしてその感覚をすべての人間関係に当てはめようとするわけです。よって親との人間関係というのがすべての人間関係の原型になるのです。プロトタイプになります。そこで愛情を求める乳児に親が十分な愛情を注ぐと、自分は愛されるに値すると、親は守ってくれると、自己に対して,ポジティブな価値観を持ちます。ところが愛情を求める乳児に親が十分愛情を注がないと自分は愛されない存在だと親は助けてくれないと自己に対してネガティブな価値観を持つようになります。この幼少期の親との関係は自己承認において影響し、それが他の人間関係にも影響するというようなことです。この内的ワーキングモデルというところで言われているわけです。この両親との関係、こういったところが全ての人間関係の原型となりまして、この関係を他者との関係に当てはめるわけです。人間関係はこういう感じなんだと。そしてそれをまた子供との関係にも当てはめるわけです。その子供の関係は子供もそうやって親から影響を受けるわけです。その関係は子供も他者との関係にも影響していくというふうに影響が及んでいくわけです。ですので,幼少期にどれだけ愛されたかということは、その後の人生においてものすごく大事なことになります。 あのソフトバンクの孫さんはエピソードでこんなエピソードがあります。あの方は相当貧しい家に生まれたらしいのですが、かなり厳しい生活を送っていたのですけれども、お父様が孫さんのことをめちゃくちゃ褒めて育てたらしいです。ある時ですね、褒められすぎて椅子から転げ落ちたそうです。椅子から転げ落ちるぐらい褒められたともうとにかく孫さんのことを褒めて褒めて育てたというエピソードがあるのです。 そういうふうな幼少期を過ごす中で、自分に対してすごく強い価値観が形成されました。当然に愛していない親はほとんどいないと思いますが、褒められすぎて、愛情表現がうまいかどうかには大きな差があります。ここがすごく注意しなければいけないところにもなります。自分は親から愛されていないというふうに思う人は,世の中にはいるのです。ただそれが愛されていないかどうか。それは愛されたかったんじゃなくて愛情表現が下手だったと親からしてみればものすごく愛情を注いでいたところが愛情表現が下手だったという場合もあります。その場合、子供は自分は親から愛されなかったというふうに感じるわけです。ですので、両親との関係にネガティブな意味づけをしている場合はですね、親は自分を愛してなかったのではなく、愛情表現が下手だったのだと気づくことで、両親との関係に対する意味づけが大きく改善をしていきます。両親との関係の意味づけを改善することは、自己承認度合いを高めることにつながるわけです。それは他の人との人間関係にも改善し、対人関係全般に対する意識も豊かにする可能性をもたらすというふうな大きな可能性を秘めたことなのです。幼少期の親子関係は大きく影響します。そして愛されていたにもかかわらず、愛されていないと勘違いをしてしまう。なぜかというと親の愛情表現が下手だったからです。ですので、こういったところをすれ違いに気づいて意味づけを改善すると、自己承認の度合いも高まるというふうなこともあるわけです。 この自己承認の度合いを高めていく、親からの愛情に気づくというふうなことをしていく上でプログラムがあります。それが内観というプログラムです。内観は、自らのこれまでの体験を観察することです。自分に対する気づきを得る収容法であり、心理療法でもあります。両親や祖父母などの肉親について、次のことを思い出してください。一つ目、してもらったこと。2つ目、してあげたこと。3つ目、迷惑をかけたこと。親からの愛情は当たり前のものとして多くの愛情を受けたことを忘れてしまいがちになります。強く記憶に残っている一部のネガティブな思い出から、自分は親から愛されていないと決めつけている場合も少なくありません。内観をやってみると、自分の気持ちが少し温かい気持ちになってくるのです。ほっこりした温かい気持ちになってくるんじゃないかと思うのです。そういう気持ちで,経営やビジネスを進めていければ良いです。そうすると、人に対する関わり方も随分変わってはきます。こういう風なことを通じて、自己承認の度合いを高めていきます。 それから、自己承認の度合いを高めるためには、決めたことをやるという経験を繰り返すと、自分は決めたことをやる人だというセルフイメージが形成する。自分から信頼されるようになります。ですので、面倒くさい、照れくさい、怖いなどの感情に邪魔されてもやると決めたらやる。継続してやり抜く。それができたら結果はどうあれ、自分を褒める、収入、能力、評価、実績、地位などの社会的価値も、他者との比較も関係ありません。そうやって形成された自分との信頼関係は、何よりも大きな価値を持つことになります。やはりやると決めたことをやり抜く。そういう経験は、自分から大きな信頼を得る貴重な経験になります。この自分という人だけには嘘はつけないのです。全部見てます。全部聞いてます。この人から信頼される。そのためにはどうすればいいかというと、その1つのアプローチがやると決めたことはやる。これを繰り返すわけです。そういったところも自分の人は見てます。過去にそういう経験がいくつかあると、いざという時においても、この人はきっとやるなと。だって覚悟はそうじゃんと。自分という人から信頼されてるんだろうというわけです。こういう信頼を得るということも、自分を認めるというふうなことにつながってきます。 そして、本来の価値を感じる。自分という人の本来の価値とは一体何だということの話です。自己承認の度合いが低いと、社会的価値や周囲の評価を過剰に意識しそれに感情が振り回されやすいとなります。本来の自分の価値は次のようなところにあります。唯一無二の存在、今感じていること、様々な感情があります。自己承認度合いが低いと、社会的価値や周囲の評価を過剰に意識し、それに感情が振り回されやすいとなります。社会的価値というのは、例えば収入や地位とか肩書きとか、あるいは持っているもの、家とか車とか腕時計とか、そういうふうな社会的価値に自分の価値が連動するというふうに、より強く思いやすいのです。よって社会的価値にすごく執着してしまいます。本来の自分の価値というのはそういうところにあるのではなく、例えば唯一無二の存在であるという、そして今感じていること、さまざまな感情、唯一無二の歴史、自分自身の歴史というのは、唯一無二のものです。同じ歴史を歩んでいる方は一人もいません。それから将来の夢。未来の物語。そして自分との約束を守り、培った自分との信頼関係。こういうところが本来の自分の価値なわけです。仮に社会的価値や周辺評価が失われても、自分に価値を感じ、自分を受け入れられるかを自問自答します。これはぜひやってみてください。今皆さんは社会的価値を持っていることになります。こういう社会的価値が仮になくなったとしても、自分のことを受け入れることができるか、それは突発的な事故や不運とかあっても、仮になくなるかもしれない。それでも自分を受け入れることができるかというところを少し考えてみてほしいのです。 そういったことをやっていく上では、職場以外のコミュニティを持つことも重要であります。自分のコミュニティといえば、会社と家しかないという状況で、会社で評価されなかったら、ビジネスがうまくいかなかったら、自分のことを全否定という方もいるかもしれません。しかし、自分の価値はそれだけじゃないと。例えば、趣味のコミュニティや、あるいは社会貢献のコミュニティなど、そういったコミュニティもあります。いろんなところで自分の仲間がいるし、自分のやることがあるとし、そういうふうになると、いろんな方面から自分の価値というのが感じることができるようになるわけです。何より、こういったところこそが自分の価値のものです。普段から自分本来の価値を感じることで、感情は安定しやすくなります。 それが人間関係にも影響します。よって自分の価値は何だろうというふうなことを考えてみてください。自分の価値=収入だとか、自分の価値=肩書きだとか、そういうふうに思い込んでいる人は要注意です。自分の価値というのは、それだけで決まるものではありません。収入も肩書きも、価値を形成する一つの要素ではありますけれども、それだけで決まるわけではないのです。もう少し言えば、こういったところにこそ価値があると、こういうふうなところというのはですね、弱者に対する見方にも影響してくるわけです。 価値のフレームワークを変えます。自己承認度合いが低いと、人間の価値イコール社会的価値という思考のフレームを持ちやすくなります。そしてそのフレームを自分にも。他者にも当てはめてしまいます。収入や地位や肩書きを持っているものとかこういう部分の価値イコール人の価値だというふうに思ってしまいます。この考え方を自分にも他者にも当てはめるので、他者の価値というのを探ろうとするときに、社会的価値を見ようとすると、他者を社会的価値で評価せずに、他者にも本来の価値、例えば唯一無二の存在であるとか、その人の感情、その人の歴史、その人のこれまでの物語、こういったところを感じることで、温かみのある関係が築けるようになります。それを継続することで、人間の価値に関するフレームが変わり、自分にも本来の価値を感じやすくなります。そこが大事になります。自分の価値の感じ方を変えましょうと言っても、これだけではなかなか難しかったりします。それが難しいのであれば、だったら他者に対する価値の感じ方、これを変えていきましょうとすればよいのです。 例えば仕事ができない部下がいるとします。価値がないと、こういうふうに思っている人がいたとします。うちの部下の仕事ができない価値がない人間だなと。そういうふうに無意識のうちに思っていたとすれば、そこをよくよく見つめ直しまして、彼には彼の歴史がある、彼には彼の感情がある、唯一無二の存在であると、そういうふうにその相手を見るようになったら、その相手にもすごい価値を感じるようになりましたとなります。そういう価値を感じることを,やっていくと、相手との関わり方が変わりましたということになります。今まではどっか冷たく関わってきましたが、今はずいぶん温かみのある関わり方ができるようになりましたというふうに変わる人が多いです。他者に対する価値のフレームというのを変えていきます。どんな人にだって、その人の歴史があって、感情があって、過去と未来の物語があって、そこに価値があるんだと思うと、価値がない人なんていないのです。そういうふうな価値の見出し方というのをやっていくのです。自分にもそういう価値の見出し方がだんだんとできるようになってきます。そうすると、社会的価値にそこまで振り回されなくなるわけです。他者が変わらない評価にも、そこまで振り回されなくなると、感情も安定しやすくなるのです。すべての人は唯一無二の存在であり、すべての人に感情と物語があります。それこそが人間の価値であります。こういうふうにですね、自分も他者も捉えることができるようになると、感情も安定しやすくなります。 そういうふうな捉え方が、いろんな人間関係を豊かにしていきます。そういうふうなことを通じて、自分のことを認めるというふうなことができていきますと。自己承認の度合いというのが、低い人から高い人に徐々に変わっていくと。ということになります。
感情を整える シーンごとの対処方法
感情を整える シーンごとの対処方法 これまで説明をしてきた個別の感情において、組み合わせをして、とりわけネガティブな感情が生じやすい場面において、どのように対応していくのか、解説をしていきます。まず、精神的に辛いと強く感じるような時があるとします。次のような場合、精神的に辛いと感じやすくなります。まず問題が起きた時、責任を追及された時、資金繰りが苦しい時、顧客からクレームが来た時、辛い思いをします。感情を乱れやすくなります。それから業務。仕事が終わりそうもない時。目標達成が難しい時。やばいやばい。どうしようとなります。それから否定された時。上司に怒られた時。低い評価をされた時、営業で断られた時、嫌がらせをされた時、辛い思いをします。それから関係の時、強いストレスを感じる上司、部下、顧客がいる時、このような各場合における対応について、準備して感情を整え、前頭前野の働きを良くすることで、パフォーマンスを高めていきます。こういう時こそ、高いパフォーマンスを発揮しなければなりません。ピンチな状況ではあります。ピンチの時に「やばいやばい」と言って身動きを取れないというわけではいけません。ピンチの時こそ高いパフォーマンスを発揮して挽回をしなければならないのです。そのためには,前頭前野の働きを良くしていかなければなりません。そのためには、感情を落ち着かせるということが大事です。そのためには、こういった場面において、どのように対処していくかということを解説していきます。 まず一つ目が、問題が生じた時ここでのキャッチフレーズはこの対応が信頼を左右するです。キーワードでもあります。この意識を持ってください。「この対応が信頼を左右する。」とメタ認知してください。問題発生時に取り乱してしまうと、今まで気づいた信頼が失われ、逆に優れた対応ができると信頼を得ることになります。普段はいい人であったとしても、問題が起きた途端に取り乱したり、パニックになってしまうと、信頼というのは簡単に失われてしまいます。逆に問題が発生した時も、冷静に落ち着いて、優れた対応が。できたとしたら、一目置かれます。大きな信頼を得ます。この人すごいなと、本当にすごい人だなというふうに思われます。従いまして、問題が起きた時というのは、信頼を失うピンチでもあれば、信頼を得るチャンスでもあります。だからこそ、問題発生時はこの対応が信頼を左右するとメタ認知してください。そして焦りへの対処について起きた問題に対して,「で」と突っ込むようで、焦って何かメリットあるのいってらっしゃい。「ないならやめればいいでしょう」とセルフトークをしてください。それから、不安への対処について想定される展開をシミュレーションし、それぞれの対応策を考え、最悪の展開に対する覚悟を決めてください。その際に、本当の意味は今は分からないと捉えてください。まずはシミュレーションと,対応策が大事になります。こういう展開が考えられる。そして、こうなったらこうすればいい。こうなったらこうすればいい。こう言われたら、こう答えれば良いと。このようにシミュレーションと対策。これを冷静に考えていきます。 これがどんどん決まっていけば、感情がどんどん落ち着いていきます。さらに最悪の最悪。どういう展開が考えられるのか。こういう展開が考えられると、仮にそのようになっても構いません。と軽く来るわけです。そうすると不安がぐっと落ち着いてきます。焦りも落ち着いてきます。その上で、この信頼を得る。対応をしていくと、これが問題発生時の対応となります。 次に、仕事が多すぎる時のキャッチフレーズ、キーワードは「焦るメリットはなし。淡々とこなせ」です。まず不安の軽減として終わらない、どうしようと焦るほど前頭前野の動きが落ち、パフォーマンスが下がります。ですので焦る,メリットがない。デメリットがいっぱいあります。でもメリットはない。焦るほどパフォーマンスが下がります。仕事が終わらない場合はいいや、目標達成できない場合をシミュレーションし対応策を考え、最悪の状況を受け入れて覚悟を決めます。仮に仕事が終わらなかったとします。さあ、どうなる。こういう展開を考えられます。こうなったらこうすればいいと。こう言われたらこう答えばいいと。シミュレーションの対応策を行います。そして最悪の最悪。どうなるかと。こうなるよねと。仮にそうなっても構わない。覚悟を決めたら、やばいやばい、どうしようという感情も全部薄れてきます。不安を解消していくわけです。その上で、目の前の仕事に集中をします。終わってない仕事、あの仕事もやらなければいけない。この仕事もやらなければいけないと、終わってない仕事や目標達成の必要な数値、あと5件取らなければいけないとか、あと10件取らなければいけないとか、こういうところに意識を向けると、焦りがもっと生じてしまいます。そうなると、どうなるかというと、前頭前野の動きが落ちることになります。だったら、こんなところに意識を向けない方がいいのです。あれもやんなきゃ、これもやんなきゃ、じゃなくて、そういうことは考えないと、そこに意識を向けずに、目の前の仕事に集中する。そして淡々と一つずつ片付けていきます。進捗が進むと落ち着いてきます。こういうふうに仕事が終わりそうもない時、どうしようという時は、とにかく、一つ一つ丁寧に片付けていくということに専念をしてください。 それから、否定された時や失敗した時は、「落ち込むな、考えろ」がキーワードです。他者から否定された際に、自分まで自分を否定すると心が折れます。なので、絶対に自分は否定をしません。内省は必要です。でも自己否定は必要ありません。そして落ち込むな。考えろ。と、失敗したとか営業で断られたなどで,こういう時に落ち込むと、前頭前野の動きが落ちます。落ち込むということは、つまりネガティブな感情がどっと押し寄せているわけです。その感情に苛まれると、前頭前野の動きが落ちます。前頭前野は強く感情が生じた状態になると動きが鈍るという性質があります。前頭前野の動きを良くするためには、感情を落ち着かせなければなりません。こういう風な落ち込むという状況に振り回されると、前頭前野の動きが落ちて、思考力が下がります。なので、もともとこのシナリオが準備されていると考えて、挽回する方法を考えます。営業で断られた、失注をした、もし営業がうまくいって契約取れていたらな、ということを思うと、余計落ち込みます。そのようなもしものシナリオは考えないことです。もうそもそもこのシナリオが準備されていたのだと。失注する契約を逃す。この運命はそもそも準備されていたんだと。さあ。ここからどう挽回するか、何を学ぶべきなのかというところに専念をするわけです。私はこれをよくやります。よく自分に言い聞かせることをします。言い方は別にして、悩むな、考えろということです。どうしよう、どうしよう。と悩むことがある時は、悩むなとさっさと考えろと自分に言い聞かせるべきです。悩む暇なんかないのかと。さっさと考えろと。悩むというのと考えるというのは、少々違います。悩むというのは身動き取れない状況になります。考えるというのは、この状況を打開するための策を考えるようになります。悩んでる暇なんかはない、さっさと考えろと自分に言い聞かせます。落ち込んでる暇なんかない。さっさと考えろ。考えるためには、前頭前野の動きをよくしなければなりません。だから、まずは感情を。落ち着かせて、それから否定を予定します。日々の上司の嫌がらせや小言などに悩む場合は、否定を予定して、「さあ来い来い」と待ち望んでいて、否定されても「はい来た」と捉えて、「で」と突っ込んで、受け流します。 それから関係に苦しむときキーワードは「この人は先生」と捉えるです。その人をどのように定義するかで感情の生じ方は変わります。苦手な人を苦手な人と定義してですね。その人と関わるとネガティブな感情が生じやすくなります。人生で出会う全ての人がいい人であれば自分は成長できない。となります。苦手な人に対して試行錯誤しながらうまく対応できるようになることで人が成長をします。ですので、苦手な人は自分が成長するための先生であり、問題となる行動は先生からの課題と定義すると、皆さんの人生において出会う人、みんないい人だったら、なかなか自分が成長できないと思いませんかいい人もいれば、苦手な人もいるし、嫌な人も。 いる。大変な人もいます。こういった人とですね、うまく付き合っていくためにはどうしようと、何と言えばこの人言うことを聞いてくれるのかなと、色々頭の中で考えて試行錯誤していくうちに、自分も成長していく。 わけです。だからこそ、そういった人が先生のわけです。 そして、上司の感情が部下やチーム、組織に与える影響があります。「情動伝染」があります。感情は無意識のうちに相手に伝染するという性質があります。特に上司の感情は部下に伝染しやすく、上司の感情は部下のストレス、離職率に影響します。離職率を下げるには、まず上司の感情を整えることが重要であります。この上司の感情に部下は敏感に反応します。今日の上司の感情はどうなのかというのは気になるところであります。上司が機嫌いいのか、機嫌が悪いのか、これによってチームや組織の状況、雰囲気が全然変わることになります。 部下の感情というのは、上司の感情にすごく影響を受けるのです。組織の感情の流れの話があります。組織の感情の流れは、川上にいる上司から川下にいる部下へ流れるのです。上司の感情の状態によって、部下がものすごい影響を受けます。ですから、部下のストレス・離職率に影響します。ダニエル・ゴールマンの心理学者の人、アメリカの大手企業の製薬社長を調査し、技術力やITよりも感情を扱う力の方が業績への影響は圧倒的に高いという研究結果を出したわけです。ですので、上司の感情はチームや組織の業績にも影響をします。業績向上のためには、自分の感情を良い状態に維持をします。 こういった時に、問題が生じた時、仕事が多すぎる時、否定された時、失敗した時、人間関係が苦しむ時、こういう時の感情の状態も実に影響しているわけです。だからこそ、整えればと感情を扱う力、自分の感情を扱う力。そして他者の感情を扱う力、こういったところが業績に大きく影響をします。そういったところもあり、感情を整える力をぜひ高めてください。
影響力を感じるありかた 感情を整える
影響力を感じるありかた 感情を整える コミュニケーション能力を高めるためには、非言語コミュニケーションを意識する必要があります。そして、それにより影響力を感じるあり方を得ることになります。どのようなあり方が存在するかというと、余裕と落ち着きがある。軸がぶれない。姿勢が良く、堂々とし、動作がゆったりしている。低い声でゆっくり話す。間を取ってよどみなく話す。エネルギーが高い。前向きでポジティブである。自然な笑顔で共感する。相手を受け入れる。 このようなあり方を実践していくと、ミーティングでメンバーから賛同を得やすくなったり、反発していた部下が冷静になり、説得に応じてくれたり、顧客のクレームや難しい質問にも優れた対応ができたり、社内のプレゼンで最高の評価をもらったり、このような成果につながっていくという事例があります。 このあり方で望むと、相手の反応が変わることになります。相手が感情的になっていても、自分がこのあり方で望むことによって、相手の感情的な状態がだんだんと落ち着くことになります。そして、状況を論理的にスムーズに話せるようになるわけです。それによって、お互いの時間を建設的な時間になります。今まで長くかかっていた打ち合わせが短く済むことができます。しかも、お互いの満足度は非常に高くなります。まさに、情動伝染が起きている瞬間です。自分自身のあり方を整えると、相手の状態も整う。これは情動伝染です。このようなあり方を実現していく上で、やはり感情を整えるということが,とても大事になってきます。感情を整えるからこそこういうあり方ができるようになってきます。そしてこういうあり方をやっていくと感情もまた落ち着いてくる相乗効果があります。これは、このようなあり方をとってみた人は感じることになります。こういうあり方をしていると、だんだん感情も落ち着いてきたということを実感する人もいます。お互いに相乗効果があります。 あり方と感情の相乗効果があります。 そして怒り、不安、緊張、焦りというような感情について個別の対処方法を説明をします。まず怒りについて怒ることのデメリットがあります。これを。しっかり把握しておく必要があります。まず信頼を失います。それからパフォーマンスが下がります。怒りの状態では感情的な状態になるので、前頭前野のおでこの部分、この前頭前野というところが論理的思考、それから集中力。それから判断力を扱うことになりますが、感情的な状態になると前頭前野の動きが鈍ることになります。その結果、パフォーマンスが下がります。そして不健康を引き起こすことになります。怒りにより,体内にある猛毒物質が分泌されます。それで体を蝕んでいくのです。したがって、怒ったらどっと疲れると思いますが、それは猛毒物質が分泌されているからです。つまり、こんなデメリットがあるわけです。それを考えると、それでも怒る必要がありますかと唱えると、そんな必要がないという気づきになります。 そして、怒りの対処の行動としては、まずすぐ行動に移さないことです。その場を離れるとか、一旦間を置くとか、メールやSNSなどでメッセージを発信しないということもすごく大事になります。怒りを覚えている時は。必ずメッセージを発信しない。そして発言もしない。一晩寝かせて、その上で発信をする方がはるかにいい状況になります。その上で、メタ認知をし、「でっ」と突っ込んで、深呼吸をして口角を上げ、面白いとつぶやいてみます。そして怒りの対処としては、自分が怒りの傾向を知ることです。怒りのタイプ4つがあります。不如意型、価値観型、エゴ型、公憤型。人によってはどのタイプの怒りに,反応しやすいか、違いがあります。そして怒りというのは自分自身にとって本当に大切なものが脅かされそうになった時に生じるものです。ということは怒りの傾向を見ていくと自分にとって本当に大切なものが見えてくるわけです。そのようなところから、自分を知るということにもつながっていきます。それから、共感を求める幼稚さに気づいてください。怒りを覚えても、相手が謝ってくれたら怒りが収まったりします。これは不思議なものです。不都合なことが起きたという事実は、 変わらないのに、相手が謝ったら怒りが収まるのです。これは一体何だと思われる方もいるかもしれません。それは共感を求めているのです。私はこんな不都合な目に遭いました。こんな辛い目に遭いました。分かってくださいと言っていることになります。そして心の底からごめんなさいと言ってくださいと要求することになります。謝ってもらって同感してもらう、そうすると怒りは収まるのです。要するに共感を求めています。だから怒りをぶつけることは、私の気持ちをわかってほしいんです。ということになります。その共感を求めている幼稚さに気づいてください。そこにエゴがあることを気が付いてください。それから、相手の立場や相手のことを理解してあげてください。そういった不都合なことをするということを、相手だって、怒られたくはないわけです。だけれどもそんなことをやってしまう背景、事情が相手にあるわけです。なんでそんなことをやってしまうんだと相手の立場に立って考えるわけです。さらに相手のことを理解してあげます。それができるようになっていくと、相手はそういう状況であったんだから仕方ないな、なるほどね、とそのように思ってあげると、相手の理解が深まり、怒りはちょっと収まってきます。 それに加えて、相手の良いところ、これに思いをはせるということも非常に効果的な方法です。何かに対して怒りを覚えていると、その相手を全否定したくなるものです。だけれども、そういう全ての行動態度を取ってしまったということがあっても、その方の全てが悪いというわけではないはずなんです。良いところもきっとあるはずなのです。そういうところに思いを馳せます。そうすると怒りも和らいできます。このような形で怒りに対処していきます。 次に不安の対処について説明します。不安という感情は今後良くないことが起きる可能性が高い。その状況でどういう状況に,なるのかという具体的なシミュレーションができていない。あるいはシミュレーションができていたとしても、その状況に対する対応策が決まっていない。あるいはシミュレーションも対応策も決まったとしても、その通りにいかないかもしれない。そういう場合において、最悪の展開になった時にどんな展開が考えられるのか。そこを考えた上での覚悟が決まっていないと、こういうふうな状況があると不安というのは生じてきます。そうであるならば。不安の対処法については、まず未来を予測するための情報を集めます。ケースごとに限界を具体的にシミュレーションをします。こういう状況を考えると、こういうことになる。こういう状況も考えられると具体的にシミュレーションをしていきます。そしてそのシミュレーションごとに想定問答や対応を決めていきます。こう言われたらこう言えばよい。こういう状況になったらこういう対応をすればよい。こうなったらこうすればいい。こういうふうにして想定問答における対応を決めていきます。専門家や同じ経験をした人に相談することも重要です。最近はAIがすごく進化していますので、AIに相談するのが非常に効果的です。このようにしてどういう展開になるか、そしてその展開になったら、こうすれば良いという対応策をここまでちゃんと決まると、かなりの割合で不安は軽減されてきます。しかしながら、その通りにいかないこともあるわけです。そうであるならば、最悪の展開に対する覚悟、想定される最悪の展開を具体的に考え、その展開を受け入れる覚悟を決めると、もう仮にそうなっても構わないと本気で思えるようになれば、不安になる必要性がなくなります。その覚悟を決める上では、すべてのことが必要な学びを得るために起きると捉えてください。そうすると覚悟も受けやすくなります。 そ緊張の対処法についてまずは徹底した準備、場数を踏むということが必要です。万全の準備をします。練習をします。多くの場数を踏みます。それから不安への対処法についてシミュレーションや対策覚悟が必要になります。それから私欲を捨て、公欲を意識します。捨て身の状態で望むことで、私欲、エゴを排除します。やはり自分がよく見られたいとか、あるいは恥をかきたくないとか、絶対に失敗するわけにはいかないとか、そう思えば思うほど緊張します。この逆をすれば良いのです。別にどうなろうと構わない。失敗しても構わない。恥をかいても構わない。こう思えるようになれば、緊張は和らぎます。緊張が和らいだ方がパフォーマンスが上がります。その結果、本当にそんな状況にならずに済むわけです。 後悔の対処法、これも活用していくと良いです。失敗したらどうしよう、どうしよう。失敗したって別に構わん。もうそういうシナリオが初めから準備されていたんだ。そうなったらそうなった時だと、必ずその状況から学ぶことがあると。そういうふうにして捉えると、その上で感謝の気持ちを持ちます。感謝の気持ちを持ちますと、感情を落ち着かせるセロトニンという物質が分泌されます。それによって緊張も和らいでいきます。ですので、私欲、いい思いをしたいとか、よく見られたいとか、恥をかきたくないとか、そういう私欲を置いといて、感謝にシフトをするわけです。それから、緊張していると見せない。別に緊張してもいいです。と、緊張していると見られなければいいのです。パフォーマンスが下がらなければいいのです。ですので、背筋を伸ばし、胸を張り、ゆっくりとした動作を取ります。低い声でゆっくり話します。意図的に間を取ります。これをちゃんとしていれば緊張しているとは見られません。そして、こういう風な状況を実際にやっていくと、だんだん感情も落ち着いてくることになります。このようなことが緊張の対処となります。 焦りの対処法があります。焦りの対処法は、基本的に不安、緊張に対する対処法となります。その中でも重要なものは、メタ認知と深呼吸です。焦っていることをメタ認知し、そして深く呼吸をします。それから焦るメリットがないことを理解します。焦っても事態が好転するわけでもなく、時間に余裕ができるわけでもありません。焦るメリットは何もありません。時間に間に合わないどうしようどうしようと焦っても1秒でも早くつくんだったらどんどん焦ればいいのですが、例えば電車の到着予定時刻これは変わりません。いくら焦ろうが電車の到着時刻は変わりません。そうであるならば焦ってメリットはあるのとないならやめればいいということになります。焦るのではなく最善の策を冷静に考えるわけです。例えば電車に乗ってて間に合わない。ではこの電車のどこの出口から出るのが一番効率的に進めるのか。そういう風なことを考えるわけです。今のうちに車両を移動して行こうとなり、もう冷静に判断をしていきます。そういった方がはるかに良い結果につながっていきます。焦ってメリットがあるのならばどんどん焦ってください。メリットがないんだったらやめれば良いです。焦りを抑えて,冷静に考えていきます。できることを冷静に考えていきます。そして覚悟を決めます。最悪の展開でも受け入れられる意味付けをし、覚悟を決めます。 人間万事塞翁が馬。良いことだと思っていることが、後になってみれば悪いことになったり、悪いと思うようなことが後になってみれば、良いことになったり、その時々で起きた出来事に意味づけは変わるのです。ですので、絶対的に良いことや、絶対的に悪いことというのはありません。そうであるならば、悪いことと思うようなことが起きたとしても、今はそう思うかもしれないけれども、後になってみたらいいことになるかもしれないと。あれがあったから、こういうふうに展開することができたんだと。こういう風に成長することができたんだと。今から思うと、あれがあって,くれて本当に良かったというふうな展開になる可能性もあるわけです。そういうふうにしてですね、人間万事塞翁が馬だと思い、最悪の展開になったとしても、それはそれで必ず意味があると、そのように捉えるようにします。
怒りを味方につけるアンガーマネジメント
怒りを味方につけるアンガーマネジメント アンガーマネジメントは、単なる「怒りの抑制」に留まらず、組織のリーダーとして、また一人のビジネスパーソンとして非常に価値の高い「感情のセルフマネジメント」を体系を習得するものです。日々の業務や対人関係で即座に実践できるものとして、体系的に構成しています。社内研修やメッセージの素材として活用できるものです。 感情を味方につける「アンガーマネジメント」の実践 アンガーマネジメントは、怒らないことを目指すものではありません。「怒るべきことには正しく怒り、怒らなくてよいことには怒らない」という、後悔しないための心理トレーニングです。 1. アンガーマネジメントの基礎知識 トレーニングの必要性: これは知識ではなく技術です。スポーツと同じで、実戦(日常)で意識して使わなければ身につきません。 怒りの「質」を見極める: 悪い怒り: 人を傷つける、物に当たる、自分を責める。これらは「負の連鎖」しか生みません。 良い眠りの習慣: 怒りを抱えたまま寝ると睡眠の質が下がります。寝る前に「今日あったワクワクすること」を3つ思い出す習慣をつけるとよい。 よい怒りは、自分のエネルギーが高まるようなものです。克己心、克服する力などにつながります。 2. 怒りの衝動を抑える「即効テクニック」 怒りのピーク時間は「最初の6秒」です。ここをやり過ごせば、理性が働き、冷静な判断が可能になります。 カウントバック: 頭の中で特定の数字から引き算をします(例:100から3ずつ引く)。脳に別の負荷をかけることで、怒りを強制終了させます。 呼吸リラクゼーション: 緊張すると肩に力が入ります。鼻から吸い、一度止め、口からゆっくり吐き出す。アスリートも行う「脱力」の技術です。肩を高くあげて、一気に脱落する。 ストップシンキング: 「ストップ!」「考えるな!」「やめとけ!」と心の中で叫び、思考を遮断します。 グラウンディング: 目の前にある時計や景色など、今この瞬間の「別の物」に意識を集中させます。 タイムアウト: どうしても落ち着かない時は、その場を離れて場所を移動しましょう。※ただし、お酒を飲んでいる時や運転中は判断力が鈍るため、特に注意が必要です。 3. 「許容範囲」を広げる思考のトレーニング(三重丸の理論) 私たちのイライラは、自分の「価値観(こうあるべき)」が裏切られた時に発生します。 中心の円: 自分と同じ価値観(OK)。 中間の円: 自分とは違うが、許容できる範囲(まあいいか)。 外側の円: 許容できない(NG)。 【ポイント】 この「中間の円(まあいいか)」の範囲を広げる訓練をすることが、器の大きなリーダー・社会人への近道です。 4. 怒りにくい体質を作る「日常の習慣」 アンガーログ(記録): イラッとした出来事を日記に書く。 スケールテクニック(数値化): その怒りは10点満点中何点か?と点数をつける。客観視することで冷静になれます。 ブレイクパターン: 「いつもはこうする」という固執を捨て、あえて違う行動(げんかつぎとは異なる新しい試し)をしてみることで、思考の柔軟性を養います。 24時間アクトカーム: 「24時間、怒らない穏やかな自分」を演じ切ってみてください。自分で感情をコントロールできているという自信が生まれます。 5. 人間関係を劇的に変える「魔法の言葉」 感情の管理ができるようになったら、次は周囲への働きかけです。 「ありがとう」は最上級の言葉: 1日1000回(歩きながらでも可)口に出す。これを3ヶ月続けると、必ず良い変化が訪れます。それを素直に受け入れます。 マイナスをプラスに変える5つの言葉: 「せっかく(だから〜しよう)」… Continue reading 怒りを味方につけるアンガーマネジメント