客単価、購買頻度を上げるメニュー それから、客単価、購買頻度を上げるメニューを作ります。客単価、購買頻度を上げるメニューの作りは、お客様の現状とニーズを理解するために、深くお話を聞き、本気でお客様のメリットを考えるところから始めます。喜んでもらいたいという思いからメニューを考えないと、心理的に堂々と提案することができなくなります。その心理状態は相手に伝わります。一人の発想には限界があるので、社員全員で客単価、購買頻度を上げるメニューを考えるなど、多くの人の知恵を借りたほうが良いです。 また、同業他社の事例研究が非常に参考と非常に効果的であります。 客単価購買頻度を上げる提案の仕方について購入の目的、今後の意向について質問をします。お客様の話を丁寧に聞き、その話に沿う形で提案を行います。今回の購入目的は何々ですね。または今後の何々に行きたいんですね。であればこちらの商品も、または継続プランを検討されてもいいかもしれません。提案の理由と他のお客様の事例を説明します。と言いますのも、購入の目的、今後の意向を考えると、こちらの商品を合わせて、または繰り返し使うことで、こういう効果があるからです。 勧めることに抵抗がある場合は、ご興味あれば言ってくださいねといった言い方に留めるのもありです。追加購入、継続購入しなくても済む方法の提案。追加の商品や継続購入をいきなり勧めるとお客様から信頼を失いかねないと判断した場合。追加商品の購入や継続購入をしなくても済む方法を提示し、その方法でうまくいかなければ、追加商品の購入や継続商品を提案します。 この機会に客単価、購買頻度を上げる提案。客単価これを上げる商品、サービスを作ったとしても、実績と自信がなければ提案はしづらいです。はじめはモニターを募集し、無料または格安料金でもいいので、新商品やサービスを試してもらう。その代わりに顧客満足度を上げるためのフィードバックをもらいます。フィードバックをもとに商品やサービスの品質を高めます。品質が高まると自信を持って提案をできます。 また、他のお客様の事例を話せると格段に説得力が上がります。そこから正規料金で販売し、改善努力を繰り返します。
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購買頻度をあげる
購買頻度を上げる 購買頻度を上げるということを話をしていきます。購買頻度というのは繰り返し繰り返し買っていただくということです。この方法をやっていきますということです。 購買頻度を上げるための方法は、まずはポイントカードを発行し、これで購買意欲を改善されます。それからメルマガ、LINEの定期配信。これをすることによってお客様の意識を関係していきます。それからイベントやセミナーを開催。お客様と再度会うことが再購入のきっかけとなります。それから、会員制度コミュニティ間、会員同士のコミュニケーションから再購入につながります。 そして、フォロー連絡の仕組み化。アフターフォローの連絡が再購入のきっかけとなります。このアフターフォローというところは結構効果が高いことになります。お客様に商品を提案する際に、アフターフォローも込みで、我々は対応しておりますというようなことをお伝えすると、商品を買われた後にお客様とコミュニケーションを取ることがやりやすくなるわけです。 このアフターフォローというのはいろいろな効果があります。例えばお客様の商品を買われました。それでアフターフォローでまたお会いをすることによって、また買おうかなというようになることもあれば、この商品すごく良かったので知り合いを紹介していいんですかとなり、紹介につながるというふうなことも多々あります。 さらに非常に大事なのが商品を使っていただいた後、お客様がどこまで満足されているか、この生の声を聞くということです。正直どうでしたか。うちの商品サービスどうでしたか。おかげさまですごい成果が出ました。こんな風なすごいことになりました。とそういうふうなお話を聞けることもあるわけです。そういうふうな事例がわかったのであれば、これは守秘義務の範囲で他のお客様に対する提案の時にその事例も語られるのです。うちのお客様でこんなことになったらお客様もおられます。そういうふうな事例が話せるとお客様を価格のお客様価値の感じ方も変わってきます。そんなお客様すごいですね。もしかすると皆様のお客様にも皆さんの商品サービスを使ってすごい成果が出た方もいらっしゃるかもしれません。お客様のその後の状況を把握しないと事例が把握できないんです。そういった意味でこの事例を把握するという非常に重要な役割を持つのがこのアフターフォローです。 逆にお客様からクレームが来ることもあります。御社の商品サービス使いました。でも結果が出ませんでした。イマイチでしたという風にクレームが来ることもあるのです。そのクレームをお聞きして商品の品質をさらに改善するというようなこともですね、これもまた重要なことでもあります。そういった意味でアフターフォローというのはいろんなメリットがあるのです。ぜひやってみたいという方法をやってみられるといいと思います。 例えば、継続購入の提案として、継続的に使用した方が効果が出やすいとなります。 あるいは、サービス提供後に次回の予約を取る。または、顧問契約の提案、目的の達成支援、不備の解消の提案ということ。それから、定期診断の提案。問題の防止発見のため定期的な診断を実施します。それからシステムなどの利用の提案をします。
客単価を上げる
客単価を上げる 次にどのように上げていくか、まず客単価の話からしていきます。客単価の上げ方は主にクロスセルとアップセルという2つの方法があります。これは基本的なマーケティング用語であります。 クロスセルというのは一つの商品に追加して商品を販売するお客さんの上げ方です。例えばハンバーガーを買ってくれたお客様にポテトを合わせていかがですかと提案します。これがクロスセルです。買っていただいた商品と違う商品を加えて提案するという方法です。 次にアップセルです。これはワンランク上の商品を販売するということです。例えば、ポテトのSを買おうとしたお客様にポテトのLを提案して、より単価の高い商品を買っていただくという方法です。これがアップセルです。クロスセルとアップセル、これに分けて説明していきます。 クロスセル商品の作り方 メイン商品と合わせて使うことでメイン商品の効果が上がる商品。 メイン商品を買われるお客様が購入後に必然的に抱くニーズを満たす商品。 メイン商品より価格が大幅に安いサブ商品。 このような切り口から、我々が今後扱っておられる商品と合わせて提案できる商品を作ります。その商品を作った時に、下記の方法によって実際に提案ができる体制を作ります。 その商品を自社で作るという方法。 他社から仕入れるという方法。 他社の代理店になる。 他社を紹介して販売手数料をもらう。 他社を紹介して仕事を紹介し合う関係を作ると、お相手も喜んでくれます。 「お客様を紹介してくれてありがとう、うちもお客様を紹介するよ」というふうな関係を築いていきます。こういう提供できる体制をこの作り方があります。 合わせて使うと効果が上がる商品。 「合わせて使うと効果が上がる商品」について、具体的に説明していきます。合わせて使うとメイン商品の効果が上がることで、目的が達成しやすくなり、根本解決につながる商品を考える。例えば、スーツを買われたお客様に、そのスーツの色や柄に似合うネクタイやワイシャツ、靴を提案するということがあります。例えば、サプリメントを買ったお客様に組み合わせて飲むと効果が上がるサプリ等を提案するということがあります。例えば、労務問題の解決にあたり、同様の問題が生じないようにするための雇用契約書、就業規則の作成。修正業務を提案するということもあります。このようにしてメイン商品と合わせて使うことでメイン商品の効果が上がると目的が達成できると根本解決につながります。こういう切り口から合わせて提案できるものはないかなと考えていきます。 購入後のニーズを満たす商品 自社の商品を購入されたお客様が、購入後に必然的抱くニーズを洗い出します。そして、そのニーズを満たす商品を準備します。あるいは、その商品を使う業者と提携します。そして成約したお客様に成約した際にお客様にそのニーズがないかを質問します。ニーズがあればその詳細を聞きます。次の商品を提案するあるいは次の提携先に紹介するというように、購入後のニーズを満たす商品を提案するという方法です。 メイン商品より価格が大幅に安いサブ商品 価格のアンカー効果というものがあります。これは価格が高いか安いかの判断がメイン商品の価格に引っ張られてしまうという心理効果を言います。例えば、新築一戸建ての家屋。5000万円。この買い物をしたタイミングで壁紙を豪華にするオプション20万円で提案します。いかがですかと合わせて提案されれば、5000万円の買い物をしている人にとって20万円の金額ぐらいだったらいいかというふうに感じやすくなるのです。ただ、こういう風な買い物をしていない状況で、壁紙を豪華にしませんか20万円です。これだけ提案されたら20万円結構するねというふうに感じます。 これが価格のアンカー効果なのです。5000万円も買い物すると5000万円という金額が基準になるわけです。それに比べて20万円は安く感じるわけです。ホームページを制作1000万円かかります。その他移行するタイミングで維持更新料が月1万円になりますというように言われた場合、月1万円ぐらいだったらいいかなというような感覚になりやすいです。ただ、その制作をしていない状態で月1万かかりますと言われても月1万もするというように感じるかもしれません。その価格が高いと感じるか、安いかと感じるかは、そのタイミングで一緒に買った商品、メイン商品の価格に引っ張られるというのが価格のアンカー効果というものなのです。したがって上記のようなメイン商品よりも価格が大幅に安いサブ商品を作って提案すると金額が小さくても継続購入となれば売上への影響は大きいのです。こういう商品を作っていければよいです。 広義の客単価の増加 広義の客単価の増加を考えていきます。提携先とお客様を紹介し合う関係を作り、提携先から仕事の紹介を得ることは、広義の客単価の増加となります。広い意味での客単価の増加という風に捉えると、クロスセル商品を扱う提携先を見つけ、提案の際は提携先の紹介につなげる意識を持ちます。つまり、お客様に商品を提案するときに、自社の商品だけを売ろうという発想はやめましょうということです。自社の商品だけではなく、提携先の商品も合わせて売れないかなというのです。その意識を持ちましょうということです。提携先の商品も買ってくださったら、提携先が喜ぶわけです。「お客様を紹介してくれてありがとう、うちも紹介するね」と言って新しいお客様を紹介してくれたりします。つまり目の前のお客様に提携先を紹介することによって、提携先から新しい仕事がいただけるようになります。これは広い意味での客単価の増加ということになります。 よって優秀な営業の仕方というのは、しっかりと提携先を確保して、自社商品だけではなく、提携先の商品も売るという発想を持って、自社商品を提案して売れなかったら、じゃあ提携先の商品を提案して、提携先の商品を誰か売ってくれるという、そういう営業の仕方ができる人もいます。それで提携先からいろんな仕事を紹介してもらうところ、あるいは提携先から販売手数料をもらうという、そういう風にして商材をすごくたくさん持つことになるのです。自社商品、これは無理だと思っても、どうにか提携先の商品を売ってくれるというような提案を仕方をできるのです。 アップセル商品の作り方 単価が高い商品を作るというふうなことに関して、まずは品質の高いメニューを作ります。高級な素材を使うメニューを作るとか、熟練者、指名が多い担当者の料金は高くするとかあります。 量や利用期間の多いメニューを作ります。 商品をパッケージ化して高額な商品を作ります。 つまり、いくつかの条件を満たすことで、ユーザーに自然に感じてもらうように商品を作っていきます。それで単価の高いメニューを作るということを、契約期間を長くし、高単価メニューを作ります。 例えば契約期間は半年、そういうメニューしかなかったら、1年契約、2年契約、3年契約とあります。それぞれより単価を高く設定していく。 それからオーダーメイドメニューを作る。お客様の目的にあった主要な商品を作る。そのお客様のためだけの商品を作るとオーダーメイドでその分単価も高くなります。こんな風にして今の商品よりも単価が高い商品を作ります。 そして極端に価格が高い商品は拡散されやすくなります。そのお店にお客様が来るわけです。あるいはそのお店の認知度が上がるわけです。そういう宣伝効果もあります。 パッケージ化によるアップセル。 複数商品を羅列すると選択のストレスを感じ買いにくくなります。目的別、状況別にパッケージで提案された方が買いやすくなります。 ゴルディロックス効果という心理効果があります。これは極端な選択を避け、ちょうどいいレベルのものを選ぼうとする効果です。上中下であれば中を選ぼうとします。やはり人間は無難に真ん中がいいというふうに思う心理というものがあるわけです。 例えば今、 A商品5万円という商品だけ扱っています。ここからですね、アプセル商品を2つ作る。アプセル商品というのは、より単価が高い商品を2つ作ります。どう作るかというと、高品質の商品を作ったり、いくつかの商品をパッケージ化したり、あるいはセミオーダーとかフルオーダーとか、オーダーメイドのサービスを作ったりします。商品6万円、商品7万円というような形で、低商品よりも単価の高い商品を2つ作りました。そして、この3つのメニューがあるということが大事なのです。お客様からは、お問い合わせがあった時に、この3つを提案すると、そうすると。ゴルディロックス効果によりB商品が選ばれる可能性が高くなります。3つだったら真ん中を選ぼうとすると、そうすると今までA商品は5万円しか提案できなかったのです。でも今3つ提案すると真ん中のBが選ばれる可能性が高くなります。そうすると単価が上がるわけです。6万円が売れるようになった。これがゴルディロックス効果を使った提案の仕方になるわけです。 さらに商品の単価をA商品5万円、B商品6万円、C商品10万円というふうに高い金額を設定しておくと商品の価格構成は。5万対6万対10万など、中間価格と最大価格の差を大きくすると、ここの差を大きくすると4万円の差があります。そして最小価格と中間価格の差を小さくする。ここの差を1万円です。こうすることによって、初めは一番安い商品を選ぼうとしても、BとCの差を比べると、AとBの差が小さい。ここを4万、ここ1万なので、ゴルディロックス効果が働きやすくなります。要はこことここ1万円違うなと、こことここ4万円違うんじゃないか。それに比べてここ1万円しか違わないと感じやすくなるわけです。1万しか買わないんだったら、じゃあBにしていこうかと言ってゴルディロックス効果が働きやすくなるという実験効果があります。よって、ここを買ってもらうというよりは、ここの差を小さく感じてもらって、Bがより選ばれやすいようにするということのために、ここはちょっと高い価格を設定するという方法もあります。 さらにネーミングを工夫する効果が高くなります。例えばA商品スタンダードプラン、B商品エグゼクティブプラン、C商品スーパーエグゼクティブプラン、こういうネーミングにする人はちょっとセンスがないわけです。センスがあるという方は、A商品はエコノミープラン、B商品はスタンダードプラン、C商品はエグゼプランと、こういうネーミングをするわけです。お客様は無難にスタンダードが良いんじゃないという風に感じやすくなるわけです。その結果、より真ん中のB商品を選んでくれやすくなると、こういう風にしてちょっとネーミングを変えるだけでも売り方が変わってくるのです。それが無難にスタンダードが良いんじゃないかとなります。単価の高い商品を2つ作るだけなんです。まとめて提案する。ネーミングをちょっと変えるだけです。今までA商品5万円という提案しかできなかった方が、5万、6万、10万の商品を提案してBが売れるようになった。これで客単価アップです。売り上げもアップです。
なぜあなたのチームは疲れているのか?
なぜあなたのチームは疲れているのか? チームの疲弊を防ぎ、心理的リソースを最大化するためのマネジメントの要諦。チームがなぜ疲弊するのか、そしてリーダーがどのように「心理的リソース」を最適化し、チームの活力を引き出すべきかについてまとめます。 1. 心理的リソースという「見えない資源」の理解 チームの疲弊を解消するための鍵は、目に見えない資源である**「心理的リソース」の存在を認識することにあります。心理的リソースとは、私たちの判断力、思考力、衝動制御力**に関連する「心のエネルギー」であり、頭・心・体を通じて消費されるものです。 チームが疲弊している場合、このリソースが過剰に費やされている可能性があります。本来、マネジメントにおいてこのエネルギーは消費させるだけのものではなく、適切に増やしていくべきものです。リーダーは「人のエネルギーは有限である」という**「有限説」**の立場に立ち、限られたリソースをどこに配分すべきかを戦略的に考える必要があります。 2. リーダー自身の変容と内省 チームの状態を改善するために最も重要なのは、リーダー自身が自分を見つめ直すことです。リーダーの無自覚な言動や、相手を傷つける言葉は、メンバーの心理的リソースを著しく削ります。逆に、勇気を与える言葉はリソースを活性化させます。 リーダーは、自らの頭・心・体の状態を常にモニタリングし、客観的な意見を受け入れる姿勢を持つべきです。また、リーダー自身も一人の弱い人間であることを認め、無理をせずにメンバーと相談し、話し合える関係性を築くことが、信頼の醸成につながります。リーダーが「以前と違う」と変化を感じさせるほど自己成長し、ワクワク感や感謝、本音の願いを言葉にすることで、チーム全体にポジティブな影響が波及します。 3. 心理的リソースの消耗を防ぐ構造づくり マネジメントの役割は、単に構造を守ることではなく、チームの心理的リソースの配分を最適化することにあります。メンバーが余計なことにリソースを割かず、顧客理解や的確なサポートといった本来の業務に集中できるよう、以下の枠組みを明確にする必要があります。 これらの枠組みが曖昧だと、メンバーは「何をすべきか」「どう判断すべきか」に無駄なエネルギーを費やしてしまいます。リーダーは、大きな価値を生まないタスクにリソースが使われていないかを注視し、生産性や業績に大きな効果をもたらす**「レバレッジポイント」**にリソースを集中させることが求められます。 4. メンバーの「本当の願い」に寄り添う 人はそれぞれ異なる世界を見ており、それぞれに固有の「願い」を持っています。マネジメントにおいて、メンバーに問題があると考えがちですが、実際には「アプローチの間違い」である場合が多く、個々のプライベートでの消耗も含めた深い理解が必要です。 特に重要なのは、言語化されていない**「裏の願い(隠れた価値観)」**に気づくことです。チームの公式な目標と、個人の裏の願いが対立している状態では、チーム本来のエネルギーを発揮することはできません。対話を通じてこれらの願いを丁寧に扱い、自分たちの願いを大切にしながら目標を達成できる状態(安心感や希望が育まれる環境)を作ることこそが、心理的リソースの源泉となります。 5. 「充電タスク」と「消耗タスク」の切り分け 業務内容を、エネルギーを奪うものと与えるものに切り分ける視点も不可欠です。 メンバーの強みを発揮させ、お互いの弱みを補い合う機会を設けることで、チーム全体のパフォーマンスと満足度(従業員満足度・顧客満足度)を同時に高めていくことができます。 6. 長期的な投資としてのチームビルディング チームの心理的リソースを増やし、チームワークを育てるには**「長期的な投資」**が必要です。こうした取り組みは、いつ価値が生まれるか予測が立たず、短期的には反発を招くことや、効果が出るまでに時間がかかることもあります。 しかし、リーダーは「すぐに結果が出なくても諦めずに取り組む」という覚悟を持ち、事実を伝え、実行を支援し続ける必要があります。笑いがあり、リーダー自身が物事を面白がっているチームは強く、そこから仲間意識が育まれます。人と深く関わることから生まれる喜びや創造性を目指すことが、最終的にチームの持続的な成長へとつながります。 結論として、 リーダーは「心理的リソースは有限である」という認識のもと、自己の内省を通じてメンバーとの対話を深め、個人の願いとチームの目標を統合させる必要があります。業務の枠組みを整えて無駄な消耗を抑えつつ、長期的な視点で「人と関わる喜び」を育むことが、疲弊しない強いチームを作るための本質的なアプローチです。
心理的安全性と学習性無力感
この心理的安全性という言葉が、ちょっとした話題にもなっています。ものすごく流行っています。これはハーバード大学のエイミー・エドモントソン教授が提唱したことです。どういう意味かというと、発言に対して否定、叱責されるなどの対人関係のリスクが少なく、のびのびと発言、意見できる状況です。 この心理的安全性という言葉が結構間違って解釈されることがありまして、それがとにかくストレスを与えないという状況を確保することが心理的安全性を確保するということなんだというふうに思われる人もいるかもしれません。そういう意味ではありません。ただ、ストレスを与えないという意味ではなく、のびのびと発言、意見できるという状況を確保することを心理的安全性というものです。 よって、この発言や意見がしやすい、つまり風通しの良さみたいなものです。その心理的安全性を確保するために、以下のリスクを感じさせてはいけないということがあります。 心理的安全性は、次のリスクを感じると心理的安全性が低くなります。 無知と思われるリスク。これを感じてしまうと質問や相談をしなくなります。こんな質問、こんな相談すると、この人無知だなというふうに思われてしまうんじゃないか。そう感じると質問相談はしなくなります。無能と思われるリスク。これを感じると意見を言わないとか挑戦をしなくなります。 邪魔と思われるリスク。これを感じると助けを求めなくなります。 否定的と思われるリスク。これを感じられると率直な意見を言えなくなります。もう上司の意見に合わせるような意見しか言わなくなる。こういうリスクを感じられるようにして信じき。こういうリスクを感じられないようにして心理的安全性を確保し自発性を高めるには、まずこれらのリスクを感じさせない関わりが重要になります。 Googleが2012年に生産性の高いチームと低いチームの差の原因を調査した結果、その原因は他者への共感、心遣い、配慮から含まれる心理的安全性(サイコロジカルセーフティ)の有無だと分かりました。生産性の高いチームでは、心理的安全性がチームの中に根付いており、否定される、叱られるといった不安が最小限に抑えられ、個々のメンバーがのびのびと意見を述べ、活動できる土壌が存在していました。組織の生産性を高める上では心理的安全性を確保し、メンバーの自発性を引き出すことが重要になります。このように心理的安全性の有無というところが生産性に大きく影響していたということが分かりました。メンバーからのびのびと意見が出てくる。そしてメンバーがいろんな挑戦ができるという状況というのは今後ますます重要になります。 今、時代が激動の時代です。ものすごいスピードで変化しています。あと5年後、社会がどうなっているのかわかりません。それぐらい変化しています。変化する時代において安定を求めるためには変化に合わせて変化するしかないのです。変化に合わせて変化できる会社は安定を得られます。変化に対して合わせて動くことができないければ、もう地面がグラグラ揺れているわけですから、ここに対して自分もうまく揺れていかなきゃいけないわけです。ところが、そこで自分がじっとしていたら、それはもう自分自身がグラグラになっちゃいます。そういった意味でやっぱり変化に合わせて変化していかなければならないのです。 変化に合わせて動きを取るために、やはりいろんな人の意見をもらう。それが上司が変化に対応するために必要な情報を全部入手して、必要な対応が全部できる人はいいんですけれども誰もがそういうわけではありません。やっぱり人それぞれが得意になり、AIが得意な人とか、あるいはマネジメントが得意な人、営業が得意な人、お客様からの意見を引き出してくれる人が得意な人、いろんな人の意見を勘案して、時代の流れ変化を察知して、そしてそれに対応すべく必要なところでどんどん推進していきましょう、どんどんチャレンジしていきましょうということを繰り返してやっていかないと、変化に取り残されていきます。 ということは、チーム内での心理的安全性がすごく大事で、いろんなメンバーがのびのび意見を言って、いろんな挑戦ができる状況を作っていくのが大事です。そういった意味で、この心理的安全性というのは今後ますます重要になります。 この心理的安全性を確保するためには、こういうふうなことをしないということを知っておく必要があります。心理的安全性を奪う行為としてあげます。 まず部下の話をまともに聞かない。否定する。論破する。 これは、仕事ができる人でこれやりがちになります。特にこの論破するは、悪気がないのですが、部下の意見を聞いた時に、だってそれやったらこうなるってこうなるじゃんだから無理だよと言って、見事に論破する。それそうかもしれないけれども、これを繰り返し繰り返しやると部下は意見は言わなくなるのです。どうせ言ってもまたコテンパンにされるというのが怖い。あの人頭いいし、自分が考えていることなんて大したことないから言うのをやめようってなってしまうのです。もうあの人の言う通りにやろうと。そうすると受け身の姿勢になるわけです。 そして自分の意見に反論されると感情的になる。 上司がこういう態度を見せると、もう部下は反対意見が言えなくなります。 それから失敗を許さない。ミスを厳しく感情的に叱る。 こういうふうな状況を部下は少しでも失敗しそうなことにチャレンジしなくなります。あるいは提案もしなくなります。確実に受け入れてもらうこと、確実にうまくいくと思えることしかなくなります。 それから、話しかけにくいオーラを出し、相談しづらい。質問や相談をされると、面倒くさそうに答える。 こういうふうなことを普段やっていますと、部下はこういうリスクを感じるわけです。こういうリスクを感じ、のびのび発言、意見することが難しくなります。 心理的安全性を確保されなくなると、このチームの生産性が落ちるわけです。業績も下がっていきます。特に変化の時代において、よりこういったところが重要です。 そして「学習性無力感」という言葉があります。これは努力しても結果が得られない状況が続くと、自分は無力だと学習し、その状況を変えようともしなくなります。 例えば仕事をして、ここでもっとやった方がいいんじゃないかと考えて上司に提案しました。ところが上司がまともに聞いてくれなかった。聞いてくれないというか、否定する、論破する、なんなら自分の意見に反論されるように捉えて感情的に言ってくる、面倒くさそうにされるとか、こういう風なことを繰り返し経験していくと、もう部下は意見を言わなくなります。どうせ言ったって聞いてもらえないとなります。 自分が上司に意見を言って、上司がその意見を採用することによってチームと組織が変わっていくが、こういうことをすることは自分では無理だとなります。何を言ったって、チーム組織は変わらないと思えてしまいます。そうなると無力であることを学習するのです。自分はこのチームとか組織と変えることはできない。無力でやることを学習して、もうこのままでいいやとなります。このチームの人から言われたことを言われた通りやればいいんでしょう。上司から指示されたことを指示された通りやればいいんでしょうという指示待ちの人間になって。受け身の姿勢で仕事をするようになると、自分の頭で考えなくなります。 それは、考えたって、その考えた意見をどうせ聞いてもらえないわけです。だったら考えるだけ無駄だよねとなってしまい、そして言われたことを言われた通りにやるという仕事の仕方になってしまいます。そうなると組織の生産性も部下のモチベーションも下がっていくわけです。 そういうふうな学習性無力感でこれを覚えさせてはいけないわけです。 学習性無力感ということでいうと、上司の関わり方によって、部下の仕事に対する姿勢というのは、ずいぶん変わるということも言えるわけです。つまり、うちの部下はやる気がない、仕事ができないと、これ全部部下が悪いというふうに思う人もいますけれども果たしてそうなのか。それは部下のせいなのでしょうか。 例えば、上司が良い意見を褒め積極的に採用すると、そういうふうなことをやっていると、部下は自分の頭で考えて意見を持っていこうとするわけです。考えながら仕事をすると、そして上司が、自分の意見に対して聞く耳をちゃんと持ってくれる。なんなら確かにそっちの方がいいね、そっちで行こうと言ってくれる。そうなると、部下は自分の頭で考えて仕事に取り組もうとするわけです。 もっといい方法があるんじゃないかとか、もっと効率的にできる方法があるんじゃないかとか、考えて意見を持っていったら褒めてくれる、採用してくれる。そうなるともっと自分の頭で考えて仕事をしようとなるわけです。
自分の価値観を知る
自らの価値観に基づいた意思決定ができているだろうか? 成功とは、自らの価値観に沿った仕事を行い、社員やお客様といった利害関係者を幸せにすることであります。お金も地位も、そのためのツールであって、目的ではありません。そのためには、「自分はどんな人生を歩みたいのか」の価値観を明確にした上で意思決定をすることが重要になります。 一番大切なことを知らないまま意思決定をしている人は多いです。その価値観が明確でないまま世間の価値観や他者の評価に流されてしまうと、人生の後悔につながるわけです。お金や地位にかかわらず、引退間際に心の底からいい人生だったと言えた人が成功者であります。 「世間の価値観」イコール「自分の価値観」と思ってしまいがちです。世間の価値観というのは、よく言われるような価値観です。お金を持っている人の方が偉いとか、大きな会社の社長とか。小さな会社の社長と比べると、大きな会社の社長の方が偉いとか、そういう世間の価値観があります。このように比較をしてしまうわけです。そういったところから、自分の価値観がどんどん後回しにされてしまいます。 しかしながら、自分の価値観とは違います。 「自分はどんな人生でありたいのか」 この価値観が一番大事な意思決定基準になります。いろんなことを判断する上で、一番大事な意思決定基準であります。これを知らないまま意思決定をしていくと、お金も地位もツールなわけですが、それに頼ってしまいます。 自分の価値観に従って、本当は何がしたいのかと、そこが一番大事なのです。 自分の価値観に従って、何がしたいのか考える上では、自分はどんな人生を歩みたいのかというところを明確にしなければなりません。けれども、ここのところがわからずにいて、お金は得ても、また地位を得ても、それを何に使いたいのかとなると、よくわからないでいて、「お金が欲しいです。また、地位が欲しいです」となってしまうことも少なくはありません。「ツールが欲しい、そのツールを使って何がしたいのかそれはわかりません。わかりませんけどツールが欲しい」そういう言い方をしてしまう人は少なくないです。 ツールをいっぱい集めました。ところが、引退の間際に気づきました。自分の時間の使い方,間違っていましたという方がいらっしゃるわけです。なので、ツールはあくまでもツールであり、目的は何かということになります。その目的を明確にするために、どんな人生を歩んだら、心の底からいい人生だと言えるのか、ここを明確にする必要があります。 自分自身の価値観を踏まえて、どういう仕事の仕方をすれば、悔いのない心から満足できる人生になるのか、そういうふうなことを考えながら仕事をしていきますと、仕事に対するモチベーションも上がってくることになります。また、仕事が楽しいと思えるようにもなってきます。 このようなことが、意思決定をしていく上で、ある意味一番大事なことでもあります。ここを理解してないまま、自分が何を大切にしている人なのか、これを知らないまま、いろんな意思決定をしていくということが、いかに怖いことなのか。時間、人生の時間というのは有限であります。有限の時間を使って、自分自身の人生の満足度を最大化していくためには、自分自身がとても大事にしているものは何であるのか、これを知らないと人生の満足度を高めるというのは、なかなか難しいことになってしまいます。 だからこそ、自分自身の価値観というのを明確にしていくわけです。 もし人の相談に乗るということをするのであれば、相手にも使えます。あなたが大事にしているものは何なんですか。その価値観を明確にしてから、今の仕事や経営を進めたほうがいいとなります。 相手に対してこのような話をすることがあります。あなたにとって一番重要な意思決定基準、それはあなた自身の価値観です。まずは何を大事にする人かわかっていますかというと、わかっている人はあまりいないわけです。では一緒に明確にしていきましょうとすれば良いのです。 世の中は、いろんな情報にあふれていますが、現在AIもある中で、簡単に検索できる中で、一番大事なことを知らないというのです。自分自身が何を大事にする人なのか、ここを知らないまま、外部のいろんな情報を手に入れるわけです。けれども、その情報もすべて,自分自身の大切なもの、自分が大事にしていくために、どう生きていくかという話になります。その中でいろいろな情報というのをツールとして利用するわけです。 情報も、お金も、地位も、ツールです。このツールを使って、自分自身の人生の満足度を高めていきます。そのためには、何を大切にする人なのかというところを、よく理解しておく必要があります。そして、自分自身で考えていた働き方というのを実現していきます。 自分の価値観を知る 価値観の言語化価値観を表す言葉として、次のようなものが挙げられます。 思いやり、純粋、創造的、感謝、謙虚、バランス、自由、寛大さ、志。 真面目さ、一貫性、貢献、魅力、的学び、一流、勇気、好奇心、信頼、明るさ、ユーモア、安らぎ、愛、挑戦、正義、つながり、能力、高欲、美しさ、極める本物、誠実、人望、情熱、意義、義理人情、スリル、富、優しさ、安定、達成感。 楽しさ、品位、成長、元気、癒し、名誉、個性的、聡明さ、一体感。 では、これらの価値観に対して、自分が大切だと思う価値観は何でしょうか、それを考えていきます。 この価値観というのは人によって違うわけです。バラバラなわけです。一つたりとも同じものがなかったという方が多いです。それぐらい人の価値観というのは様々であります。そんな様々な価値観がある中で「世間の価値観」が「自分の価値観」と思い込んで、その価値観に基づいて人生の時間を使っていくということが、いかに怖いことか知っておく必要があります。(思い込みや偏見に気が付く) 例えば私の場合は、成長、信頼、思いやりというところが上位に来ます。 この自分自身の価値観については、どういう意思決定をするべきなのかという場面において、随分と明確になってくるわけです。意思の強さとして表れます。 したがって、自分自身の価値観に沿った仕事を行うことで周りの方にも喜んでもらうというところが、本当の成功ではないかと思えてくるわけです。 今後の人生においても、ずっと変わらないものかもしれません。また、変わることもあるかもしれません。 ただ、いずれにおいても、これからの人生において。本当に大切なものを考える上では、価値観として、大事な言葉を知っておいてください。
寺・神社の現状と展望
お寺は葬儀や法事などの法要、供養、墓地の管理などを行います。全国の寺院数は約7万7000カ所です。 お寺と神社の違いを理解してください。お寺は「仏様」をお祀りする場所であり、神社は「神様」をお祀りする場所です。 お寺には墓地があることが多く、亡くなった方を供養し、お経をあげるのがお坊さんの役割です。一方、神社には神主さんがいらっしゃり、神様に対して儀式を行ったりお供えをしたりして、人々の幸せを祈ります。葬儀や法事でのお勤めはお寺の仕事であり、商売繁盛や合格祈願、安産祈願など、さまざまな祈願を行うのが神社の役割です。こうした違いも日本の大切な文化ですので、ぜひ説明できるようになっておいてください。 お寺には、「檀家制度」というものがあります。これは家族や故人が特定のお寺に所属し、葬儀や法事を依頼する代わりに、寄付や年会費などの経済的支援を行う仕組みです。皆さんのご家庭にも、いわゆる「菩提寺(ぼだいじ)」があるはずです。役所と同じように管轄があり、お葬式や法事の際にお願いをすることになります。 しかし現在、2040年までに3分の1以上の宗教法人が消滅する可能性があると言われています。お坊さんが減り、お寺がなくなってしまった場合、檀家の方々は誰にお経をあげてもらえばよいかという問題は発生してしまいます。お寺には真言宗、日蓮宗、浄土宗、浄土真宗、曹洞宗などさまざまな宗派があり、それぞれの地域を管轄しています。自分の家の宗派を知っておかないと、どのお寺にお願いすべきか分からなくなってしまいます。 次に、神社の役割についてです。神社は各地域を管轄する「氏神(うじがみ)様」が祀られており、感謝を伝える場です。お住まいの地域やオフィスの場所にも、そこを管轄する神社があります。人によっては毎月月初に、自宅とオフィスの氏神様へ参拝しています。 神社は本来、お願い事をする場ではなく、感謝を伝えに行く場所です。 「守っていただきありがとうございます」と過去の平穏に感謝を述べるのが本来の姿です。ところが、いつの間にか未来のお願いをする場に変わってしまいました。わずかなお賽銭で「億万長者になれますように」と自分勝手な欲をぶつけるのは、本来の趣旨とは異なります。まずは日々の生活への感謝を伝え、その神社の繁栄をお祈りした上で、必要であればお願い事を添えるようにしてください。 神社は本当に我々を守ってくれる役割を果たしています。具体的には、例えば、活断層の話があります。日本の活断層は、福島と茨城の間を流れる利根川付近などから始まっており、九州まで活断層が続きます。 驚くべきことに、この活断層の上には日本を代表するような有名な神社が数多く配置されています。その代表格が、三重県伊勢市にある伊勢神宮です。伊勢神宮は日本で最も位の高い神社であり、毎年多くの参拝者が訪れます。 その他にも鹿島神宮や香取神宮など、有名な神社があります。「神宮」とつく神社は、格付けが非常に高いのが特徴です。社号には「神宮」「大社」「神社」という格式の順番があり、神宮で最も有名なのは伊勢神宮ですが、明治神宮や九州の幣立神宮なども挙げられます。大分県の宇佐神宮は、全国の八幡神社の総本山です。こうした格式の高い神社が、あたかも地震から守ってくれているかのように、活断層の上に配置されているのです。 神社の代表者は「宮司(ぐうじ)」と呼ばれます。その数は約1万2000人ですが、法人格のある神社は約7万8000社あります。法人格を持たない小さな神社まで合わせると、その数はさらに膨大になります。つまり、1人で平均7社、多い人では70社もの宮司を兼務しなければ運営が成り立たない状況です。これほど多くの神社があるにもかかわらず、宮司が1万2000人しかいないという現状を比較すると、圧倒的に不足していることがわかります。氏子(その神社が管轄する地域に住む方々)からの寄付やお賽銭、お守りの収益で維持されていますが、神道離れや過疎化により収益は激減しています。神社本庁が管轄する神社であっても、将来的に41%が消滅すると見込まれています。 このように日本文化が失われていくことは、日本人のアイデンティティを揺るがしかねない事態だと危惧しております。神社を非常に大切に考えており、全国を巡りながら、神社のおかげで今があるという感謝の念で仕事をしております。地方の有名な神社を訪れると、かつては繁盛していたであろう商店街が寂しくなり、シャッターが閉まったまま設備が老朽化している光景を目にします。観光客が減り、新しくすることもできない現状は、非常に忍びなく、もったいないと感じます。こうした状況からも、地域復興や地方再生に取り組まなければなりません。まずは、このような深刻な現状があるということを、知ってください。
言葉にできるは武器になる
言葉にできるは武器になる 私が最近読んだ本の中で、とてもおすすめしている本であります。言葉にできるは武器になる。言葉の定義を、内なる言葉と外なる言葉に分けて考えます。私たちは日々、頭の中で使っているのは、内なる言葉です。これをどう磨いていくのか。そして、それをどう思考を深めて、他の人とのコミュニケーションを変えていく力になるのか。このような点について説明をしていきます。これは、思考力を深めることや、表現力を高めることにつながります。内なる言葉と、どのように向き合っていけばよいか、それを相手に届く外に向かう言葉に変えていくことにつなげていきます。言葉は、何かを伝えるツールだけではなく、自分自身の考え方そのものを形作るものであります。人間関係や自己認識を深めることにも影響を与えます。 はじめに、内なる言葉と向き合うことの重要性について説明していきます。これは、頭の中で考えていること、自分自身と話している言葉と言えます。内なる言葉の質や、その解像度を高めて、豊かさを高めていきます。それが自分の思考の深さにつながります。場合によっては、自分で限界を判断してしまったりしています。人には、相手の言葉に宿る重さや軽さ、深さ、先を通じて、その人の人間性そのものを、無意識のうちに評価をしています。これには、その人の内なる言葉の蓄積が発する言葉の節々に滲み出ることになります。 コミュニケーションを取れるレベルに触れます。相手との①不理解②理解③納得④共感。一番深いレベルが、共感です。この共感レベルの関係を築くには、内なる言葉が豊かでないと、難しいことになります。つまり、自分の考えをもっと鮮明にしたいとか、あるいは誰かに何かを深く伝えたいと思うならば、まずは自分の中にある言葉、つまり内なる言葉の質を高めることから始めなければなりません。普段の自分自身の内なる言葉、頭の中で考えのプロセス、自分の頭の中で考える言葉について、どれくらい自分自身が耳を傾けているのでしょうか。言葉の力について、人を動かす力ではなく、人が動きたいと思わせる力でもあります。強制ではなく、内側からの動機づけを促す力となります。これは表面的なテクニックではなく、磨かれた内なる言葉が生み出す納得感や共感が初めて発揮される力になります。この共感レベルに到達することが本当の意味で言葉を武器にするということになります。 その重要な内なる言葉をどのようにすれば磨いて思考を深められるのか考えていきます。まず頭に浮かぶことを書き出すことが必要です。これはとても単純な作業ですが、とても効果の出る作業です。思考を整理して、客観的に見るための第一歩であるので、とても効果が出ます。頭の中だけで考えていると、どうしても同じところをぐるぐる回ったり、漠然としたままだったりしがちですけど、書き出すことで思考が見える化できるので、自分を知り、内なる言葉を磨かれます。書き出すことにより頭が空っぽになると考える余裕が生まれます。それが、思考のためのスペースを作る行為ということになります。 そして、T字型思考という考え方があります。一つのテーマと考えて、それを内なる言葉に対して、本当にそうか前提を疑います。それから、それでどうする具体的な展開を考えます。また、なぜそうなのか、深掘りをして本質を追求します。この3つの問いかけにより、思考を縦と横に広げて深めていくアプローチ方法です。1つの情報をそのまま受け入れるのではなく、いろんな角度から掘り下げて考えていきます。本当にそうか批判的に考えてどうするか未来や行動につなげて、なぜそうなのか根本的に理解しようとすると、これを繰り返すことで考えが具体的で、しかも本質的になっていくイメージとなります。その他にも、時間軸、認証軸、願望軸、感情軸で考える。これも、思考を立体的にするのに役立ちます。 そして、自分の思い込みから脱すること、自分の壁から解放することがとても大事になります。私たちは、無意識のうちに、常識ではこうだとか、自分の専門性ではこうとか、過去に前例がないからいけないとか、これは苦手だから考えないなど、そういう思考の罠にとらわれがちです。これは常識的、仕事観、専門性、時間、前例、苦手意識といった、見えない壁として存在をしてしまいます。こういう壁があることに、まず気づくこと、そしてそれを意識的に乗り越えようとすることが、思考の自由度を高めて、新しい発想や深い洞察につながっていきます。この壁を認識して挑戦していくことが、前述のT字型思考を含めて、より強烈に思考を深めることになります。普段、思考する上で無意識に使ってしまっている壁は何かそれを特定するだけでも、思考は一歩前に進むことになります。 書き出して、客観視して、T字型思考で深掘りして、多軸思考で多角的に掘り下げて、さらに自分を縛る壁を認識して、それを乗り越えようとする。この一連のプロセスが内なる言葉を豊かにして思考を鍛えるサイクルになるということになります。 このようにして深めた内なる言葉を次にどうやって外に向かう言葉にしていくのか言葉にするプロセスの段階に移ります。ここで大事なのが伝えたい動機の存在です。伝えたい動機が内なる言葉を余すことなく伝える原動力になります。どんなに素晴らしい考えを持っていても、それを届けたいという熱量がないと、なかなか相手の心に響くことはありません。思いが言葉に魂を込める源泉になるわけです。 そしてその思いを効果的に形にするための型として、例える、繰り返す、対比で話す、断定する、感じる言葉を使う、5つの型を理解していきます。ここが重要なポイントは、言葉で自分を大きく見せることや人から良い印象を得ようとすることに使うのは意味がなく、内なる言葉に適切な形を与えるための変換手法として理解すると良いです。つまり、これらの技法というのは小手先のテクニックではなく、自分が内なる言葉として掴んだ本質やイメージをもっと的確に、そして相手と共有できる形で表現するための技法として捉えます。あくまでも内なる言葉を忠実に効果的に伝えるための手段です。 偉人の言葉を引用すると、とても印象的です。「一人の人間にとって小さな一歩だが、人類にとって偉大な一歩である。」これは対比を使うことで、行動のスケールと歴史的な意義を一瞬で伝えています。あるいは、「明日描く絵が一番素晴らしい。」これは断定することで、揺るぎない自信と未来への創造性を感じさせます。「涙は、人間の作る一番小さな海です。」これは、ちょっとした感動した時に出る涙を表現したたとえです。これらの例では、適切な表現がいかに思考や感情を際立たせて、聞き手の想像力を掻き立てることがよくわかります。 そして、こういう技法を使う上で、心得について説明します。 まず、誰一人として平均的な人などいない、一人にでも届ける努力をする、という姿勢です。これは不特定多数に向けた漠然としたメッセージよりも、目の前の一人の人を想像して、その人に届けるつもりで言葉を紡ぐことの重要性を表しています。 一文字でも文字を減らす。余計なものを削ぎ落として本質に迫る簡潔さを意識します。 口に出して読むことで、言葉のリズムを磨き、論理の流れを体で確認することが大事です。 似て非なる言葉を使い分ける。表現の繊細さや知数を深めていきます。知識の量と知恵を活用する力。評価と評判では、客観的な判断と世間の声を使い分ける。意味定義と意義の価値みたいな違いを意識します。 このような言葉のニュアンスの意識が思考の解像度と評価の精度を高めていきます。表現の技法だけでなく,それを支える心構えが,言葉に対する感動を同時に磨くことになります。相手に正確に伝えて,さらに共感を呼ぶためには,この両方が不可欠であります。 普段のコミュニケーションにおいて,内なる言葉で、自分の思考を深めて、技法で言葉を表現して、心構えを持って相手に届ける意識を高める。このようなことを普段から意識すれば、今よりもさらに伝え方が変わることになります。私たちの思考とコミュニケーションの大切さがあり、内なる言葉と外なる言葉の使い分けにより、自分の思考を豊かにして、それをいかに力強い言葉として外に向かう言葉に変えていくのか意識していきます。 自分の内なる言葉と、これに真摯に向き合うことの重要性、そして思考を深めるための具体的なサイクル、書き出すこと、T字型思考、壁を壊すこと、そしてその深めた思いを的確に伝えるための表現方法、それを支えることを心構え、言葉がいかに思考を形作って他者とのつながりを深める上でとても大切な役割を果たしていることが分かります。 「言葉にできるは武器になる」は、自分の考えを研ぎ澄まして、それを相手に的確に伝えて、心を動かす力の強力な推進力となります。普段の生活の中で、意識的に言葉を豊かに、深く、魅力的に考えて、どのような言葉を選ぶのか考えていきます。 偉人の言葉 たとえる 今一度日本を洗濯致し候 坂本竜馬 元来女性は太陽であった 平塚らいてう リーダーとは、希望を配る人のことだ ナポレオン・ボナパルト 旅は私の学校だ。 自分の目で見、自分の頭で考える マルコポーロ なみだは人間の作るいちばん小さな海です 寺山修司 反復 もう一歩。いかなる時も自分は思う。もう一歩。今が一番大事な時だもう一歩 武者小路実篤 未来を考えない者に、未来はない ヘンリーフォード ギャップをつくる。 ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だ。ニール・アームストロング 努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る 井上靖 人間は負けたら終わりではない。辞めたら終わりなのだ リチャード・ニクソン 大きな目標があるのに小さなことにこだわるのは愚かだ ヘレンケラー 楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ ウィリアム・シェームズ 言いきる 明日描く絵が一番素晴らしい ピカソ 呼びかけ 困れ、困らなきゃ何もできない 本田宗一郎
売上高の構成要素
売上高の構成要素 売上を伸ばす上で売上の構成要素を理解をしてください。売上高は顧客数×顧客単価×購買頻度の3つの要素の掛け算でできています。単価と顧客単価の違いがあります。単価というのはわかると思います。一個何円で売るかという話です。では、客単価は何かというと、一人のお客様が買ってくれる金額の合計です。これを客単価と言います。 わかりやすいのは、マクドナルドで例えます。ハンバーガーメニューが300円になります。これだけだと、会計が終わったら客単価300円です。ただそこで、ポテトとドリンクも合わせていかがですか提案をします。ではセットでくださいと言ってくれたら、客単価は300円+100円+100円の500円になるのです。 売上高をあげるということを考えたとき、例えば月にお客様が100人来るとしたら、お客様の平均は5000円です。お一人様あたり、平均2回来店くださると、この場合は売上というのは100人×5000円×2回の1,000,000円となります。この100万円の売上を伸ばそうと考えるときに、多くの方は顧客数を増やそうとするわけです。顧客数50%増の150人、客単価と購買頻度は据え置き、売上150万円、これを目指そうとします。こういうふうなことを現場に要求すると、現場から反発が来ます。顧客数50%増。そんなもの無理ですよと言われてしまいます。何を言ってるんですかというふうに反発が来ると思います。あまり現実的ではないのですが、現実的ではないことを要求してしまいます。 そうではなく、客単価と購買頻度、これをそれぞれ15%ずつ伸ばすということにします。それだったらできるかもしれません。現場も納得して実行してくれるかもしれません。お客様115人、客単価5750円、購買頻度2.3回。これがもし実現できたら、売り上げは1,520,875円になるわけです。そして15%これを全部伸ばすと45%です。15%これを全部足すと45%です。ただ、一つの要素を50%伸ばすよりも、3つの要素を15%ずつ伸ばした方が、売り上げは20,875円多くなるのです。つまり、売り上げを効率的に伸ばすためには、この3つの要素をまんべんなく伸ばしていくという方法の方が効率的になります。 ただ、多くの方は顧客数を増やすことばかり考えているわけです。客単価、購買頻度を上げる体制を作れると、そして新規顧客を増えることで得られる売上というのは格段に上がっていきます。よってこの機会に客単価と購買頻度を上げることができる体制。これをしっかり作っていくということが大事になります。その状態で新規顧客を増やしていくと売上の伸び方が、定数的に増えるわけです。全然、伸び方が変わるというのがわかるようになります。 ただここを、今の仕事が忙しいからといってしっかり考えないまま終えてしまう人もいます。とにかく忙しいからといって苦し紛れになんとかこの構造を済ませようとします。 この機会にも本気で客単価、購買頻度を上げるメニューを提案する。そして新規のお客様が契約できた時に客単価を上げる提案、購買頻度を上げる提案をしっかりできるようになったという人は、生涯の累計売上金額の合計に全て残す。しっかりと客単価と購買頻度を上げられる体制を作ってください。将来の売上の伸び方がまるで変わります。それぐらい大事なことなのです。それぐらい大事なのが客単価と購買頻度を上げるということになります。
オープンカンパニー
オープンカンパニーから見る「ものづくりの未来」と企業の魅力 1.オープンカンパニーの意義 現代の就職活動において、学生が企業の「生の声」を聞き、実態を知る機会としてのオープンカンパニーの重要性が高まっています。単なる工場見学に留まらず、企業の経営理念や技術革新、そして働く人々の想いに触れることは、学生にとって自身のキャリアを考える上での貴重な財産となります 。当社が実施した事例は、日本の社会基盤を支える中小企業が、いかに先進的な技術を取り入れ、変化し続けているかを示す絶好の機会となっています。 2. 社会インフラを支える「縁の下の力持ち」としての自負 当社の最大の魅力は、その製品が私たちの日常生活に不可欠な社会インフラを影で支えているという点にあります。1963年の創業以来、同社は鉄道、電力、産業ユニット、トランスという4つの柱で事業を展開してきました。特に鉄道分野では、新幹線や中央線など、日本全国を走るほとんどの車両に同社の製品や部品が使われています。例えば、新幹線の床下に設置されているエアコン装置や、モーターを制御する心臓部であるインバーターユニットなどは、普段目にすることはありませんが、2000Vもの高電圧を制御し、安全で快適な運行を支えています。また、ドクターイエローの機能を一般車両に統合した検測システムの開発や、台湾、インドネシア、エジプトといった海外の鉄道インフラへの貢献も顕著です。このように、派手さはなくとも「自分たちの製品が社会を動かしている」という高い志と誇りこそが、ものづくり企業の根源的な魅力と言えます。 3. 中小企業が先導する「攻めのDX」とロボット活用 「伝統的なものづくり」のイメージを覆す、先進的なDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みも同社の大きな特徴です。2016年頃から「ICT」「IoT」や「インダストリアル4.0」を見据えた活動を本格化させ、デジタル技術による圧倒的な効率化を実現しています。具体的な事例として、従来30分かかっていた試験時間をデジタル技術の活用で3分に短縮したり、2人で2日かかっていた作業を1人で半日にまで効率化した例が挙げられます。特筆すべきは、これらの試験機やシステムを自社内で開発(内製化)している点です。外部に頼らず自社でエンジニアを抱え、現場のニーズに即した「痒い所に手が届く」システムを作り上げることで、技術的知見を社内に蓄積しています。 また、近年では「協働ロボット」の導入に注力しており、昨年1年間で14台ものロボットを導入しました。一般的には用途を決めてから予算を組むところを、あえて「先に買ってから現場で使い道を考える」という大胆な手法を取り、現場の創意工夫を促しています。こうした「変化を恐れず、新しい技術を積極的に使いこなす」姿勢は、未来志向の学生にとって非常に魅力的な環境に映るはずです。 4. 技能継承のデジタル化:immCloud 少子高齢化による熟練技能者の減少という課題に対し、同社は「immCloud(イチカワマニュファクチャリング・マネージャー)」という独自の手順書デジタル化システムを開発しました。これは、紙の図面や手順書では伝えきれない職人の細かい動きやニュアンスを、動画や画像で可視化し、クラウド上で共有するシステムです。これにより、誰でも同じ品質で、迷わず正確にものづくりができる環境を整えています。このシステムは将来的に多言語対応や音声読み上げ機能の強化も予定されており、多様な人材が活躍できる土壌作りにも寄与しています。伝統の技を大切にしながら、それをデジタルで守り、進化させる。この温故知新の精神が、企業の持続可能性を担保しています。 5. 「人間力」を軸とした多様な人材の活躍 同社は、技術開発の根幹にあるのは「人間力」であると考えています。DXやAIはあくまで手段であり、大切なのは「何を成し遂げたいか」という人間の目的意識です。 この考えに基づき、同社では文系・理系の枠に囚われない柔軟な配置が行われています。例えば、文系出身でありながらエンジニアとして第一線で活躍する社員や、フィリピンから来日してクラウドシステム開発を主導する外国人エンジニアなど、多様なバックグラウンドを持つ人材が共鳴し、イノベーションを起こしています。 また、新しい取り組みに対する現場の反発に対しても、トップダウンの指示だけでなく、泥臭いコミュニケーションを通じて理解を深め、納得感を持って変革を進める「対人スキル」を重視しています。AIが答えを出す時代だからこそ、原理原則を理解し、関心の幅を広げ、現場で体験することの価値を説く同社の姿勢は、これからの社会を生きる学生への強いメッセージとなっています。 6. オープンカンパニーで見つかる「本物の仕事」 一般に名の知れたBtoCの有名企業と違い、株式会社イチカワのようなBtoBの中小企業は、一般的には認知度が低いかもしれません。しかし、オープンカンパニーを通じてその扉を叩けば、そこには世界最先端の新幹線を支える技術があり、ロボットと人間が共生する現場があり、自らシステムを作り上げる創造的な仕事があります。過去最高益の業績を記録し、さらなる成長を続ける中で、同社は次代を担う若い力を求めています。自分の仕事が社会のどこかで誰かの役に立っているという確かな実感を得たい学生にとって、このような「目に見えない場所で世界を支える」企業こそが、真に挑戦しがいのある場となるでしょう 。オープンカンパニーは、そんな「隠れた優良企業」と出会い、自分自身の「人間力」を試す第一歩となるのです。