260118 自己同一化
自己同一化という人間の性質があります。
収入、持ち物、地位、肩書き、会社の知名度などに自分の価値が連動する、錯覚する状況です。人間というのは、いろんなものに自分の価値を連動させようとします。そして、収入が高い、あるいは良い時計をしている、良い車に乗っている、そのような状況にいると、あたかも自分の価値が高いというように思ってしまいます。逆に収入が低いというか、持ち物がイマイチであると、地位が低い、こうなると自分の価値が低いというふうに思ってしまいます。
このように、いろんなものに自分自身の価値が連動する、錯覚する状況となり、自分自身を同一化させようとしてしまいます。もちろん、自分の価値というのは、こういった部分だけで決まるものではありません。ただし、いろんなものに自分の価値というのを連動させようしてしまいます。
また、人は、発した言葉にも自分を同一化させます。自分の言葉が肯定されれば、自分自体が肯定されたように感じます。自分の言葉が否定されれば、自分自身が否定されたように感じてしまいます。こういう性質があるのです。
例えば、相手の言葉を否定したとき、否定された側は、自分自身が否定されたように感じることになります。否定した側は、あなたの言葉は否定したけれども、あなた自身を否定したわけではないと、そう思っていたとしても、否定される側は、自分の言葉が否定されると、自分自身が否定されたように感じるというのがあります。なぜかというと、自分の言葉に自分を同一化させようとするわけです。つまり、自分の言葉も大切に丁寧に扱ってくれるということは、自分自身を大切に丁寧に扱ってくれるということになるわけです。
そのようにして、自分の発した言葉に自分を同一化させようとします。そのため、人は自分の言葉を大切に丁寧に扱ってほしいという欲求を抱きます。そのため、相手の言葉は相手そのものと捉え、大切に丁寧に扱うことが大事になります。人の言葉を大切に扱えない人は、人を大切にできないとなってしまいます。
人を大切にするということは、何をすればいいかというと、
自分自身の言葉を大切に扱ってほしいという欲求を抱くので、相手の言葉は相手そのものと捉え、大切に丁寧に扱うことが大事になります。
まずは相手の発した言葉を大切にするということです。
それは、きちんと聞く(聴く)ということになります。
それぐらい、聞く(聴く)ことは、相手を大切するうえですごく大切なことになります。
聴くとはどういうことか?
2つの意識
相手や相手の話に興味を持つ。
安心して心を開ける場を作る
6つの聴き方
相手に共感し、共感を表現する
相槌をうち、ペースを相手に合わせる
相手の言葉を最後まで遮らない
大事な点は要約して切り返す
体を相手に向け、目を見て手を止める
質問で話を引き出す