相手の心を開く 6つの聴き方
相手に共感し、共感を表現する。人間には共感欲求という強烈な欲求があります。これは自分が味わった感情を共有してもらいたいという欲求です。これはかなり強烈な欲求です。共感を相手に大きなエネルギーを。与えます。共感の有無によって会話の展開も相手との関係も変わります。結局、人間は人間関係やコミュニケーションに何を求めているかと大きく2つあります。1つは用件、用事の伝達、もう1つは共感です。
共感することによって、相手に大きなエネルギーを与えることができます。相手の感じていることを一緒に感じ、相手が大切に思っていることを大切に思うと、そしてその共感を表現すると、相手の話を聞いて、「うわ、すごい共感する」って。
心の中で思っても、共感が表現できていないと共感は伝わりません。ですので、表現力も大事になります。表情、相づち、自分も同じような経験をしたという話では、共感を表現していかなければいけない人です。
共感を表現していかなきゃいけないんです。そして、自分の喜びを我がことのように喜んでくれる人に、また自分の悲しみを自分のことのように悲しんでくれる人に信頼度を感じます。共感をしっかりして話を聞くということは、相手にエネルギーを与える。
好意であり、自分の気持ち、感情にしっかり共感してくれる方には、心を開きたくなるというのがあります。まずはこの共感の力を知っておきます。相づち、それから相づちを打つスペースを相手に合わせます。相づちは印象に大きく影響します。相づちを丁寧に打つ習慣を身につけると良いです。この習慣は人生を変えることになります。早すぎる相づちは印象が悪いので要注意です。相手がまだ話を終えていないのに、なるほどって、なるほどって。
相手にかぶせるように相槌を打つと、とても印象が悪いです。相手が話し終えてから、若干の間合いを開けた上で相槌を打つと、決して相手の言葉にかぶせた相槌。
はなりません。人は自分と類似点が多い人に好感を抱きます。類似性の法則から相手とペースを合わせるページングを行うと効果を発揮しやすいです。相槌を打つタイミング、放つ速度、理解の速度、言葉の使い、専門用語、
相手の分からないような専門用語は使わないということです。こういうペースを合わせるということが上手な方というのは、信頼を築くのも早いです。それから、相手の言葉を最後まで遮らないことです。相手の話を遮ることで、相手は自分の言葉が軽視されたと感じ、不信感を抱きます。そのため、相手の言葉を最後まで遮らないことが大事です。相手の発した言葉は、相手そのものと捉えて、大切に丁寧に扱うということです。これとは真逆の行為、それは相手の言葉を遮るということです。相手がまだ喋っているのに、それを遮ってしゃべることは、相手の言葉をかなり雑に扱う対応です。あなたも自分がまだ話しているのに、
それを遮って喋られたら、自分の言葉が軽視されたと、雑に扱われたと、非常に不快に思いをするのではないかと思います。ただ、これは結構難しいんです。相手の言葉も遮っていることに気づかずに、遮り続けている方がいます。特にこういう場合は要注意です。相手の言いたいことはもう分かったと思った時、相手が喋っていても、要はこういうことでしょうと遮って喋りたくなる。それから、相手の言っていることが間違っていると思った時、まだ相手が喋っていても、いやいやそうじゃなくてと。
入りたくなる。自分が話したいことがある時、感情的になっている時、こういう時は相手の話を遮りやすいです。そして話を遮らずに、相手が話を覚えるまで待ち、句読点の丸が入るくらいの若干の間。これは1秒ないぐらいの若干の間を空けてから話を始めると、この間が余裕と貫禄をもたらします。
これも、自分の会話の状況をよくメタ認知してみることです。意外と自分が相手の話を遮って喋ろうとしていることに気づくことになります。人の話を遮って話すのが癖になっている人がいます。非常に印象悪いです。こういう人は、人から信頼を得ることは難しいことになります。だけども、やりがちなんです。だから要注意です。大事な提案を要約して切り返す。なるほど、つまりこういうことですね。今の言葉はこういうことですね。このように大事な点を要約して切り返すことにより、相手は真剣に興味を持って話を聞いてくれているという印象を持ってくれます。それから認識力の違い。
ミスコミュニケーションを防ぐことができるわけです。それを会話の中でキーワードとなる重要な言葉については、復唱して相手の言葉をなぞることも良いです。メモを取ることも、例えばこの資料を金曜までに作っておいてと言われたときに、「わかりました」というのと、「金曜までですね」「わかりました」というのでは、やはり相手の印象が違うのです。金曜日というキーワードは、そのキーワードを復唱するんです。金曜までですねと、これをしっかり伝えることで相手は安心するわけです。ちゃんとよく聞いてくれていると、そしてメモを取ると、
メモを取る姿勢を見せるということです。その姿勢を見せることによって、この人は本気でちゃんと聞いてくれているなと、そういうふうな印象も得てもらえます。ただし、やりすぎると鬱陶しいので、その点は注意というところもあります。体の向き、そして体を相手に向け、目を見て、手を止めます。相手の目を見て別のことをしているのであれば、その手を止めると意思を100%相手に向けることになります。体の方向を別の方向に向いているのであれば、体の向きを相手の方向に向けます。これによって、今からの時間はあなたのためだけに確保しますという意思表示になります。
これが意外と難しいことかもしれません。特にデスクワークをしている方です。デスクワークは下を向き、画面に向いて仕事をしていると、部下が横から来るわけです。「ちょっとよろしいですか」と来る。その時に顔だけ「何」という風に対応する人もいれば、顔すら向けないなんていう時もあります。何ってパソコンの画面を見ながら対応しようとする人もいます。これはできてないんです。首だけでなく体を向けるわけです。何どうしたというふうにです。これが意外とできてないんです。部下の立場からすると、この首だけと体を向けてくれた場合とでは印象が全然違うんです。特に重い相談、重い質問、こういった時は。
部下の側も心が苦しい状況です。そういった状況で、上司が体ごとこっち向けてくれたと。こうなるとですね、心を開いて話そうという気持ちになりやすいんです。ところが、首だけとか首すら向けてくれない。こんな状況だと、深い話をさらけ出そうという気持ちになりにくいわけです。毎回体を向けるのは難しいかもしれません。だが、この話はちょっと重いぞ、この話は大事だと思った時でも、体を相手に向ける、そこだけでも意識ができれば良いです。
質問を引き出す。話に興味が湧き、もっと聞きたくなると質問が出ます。質問は話に興味があるという意思表1でもあります。例えば、名刺交換の時です。名刺交換をする時、相手の名刺の表と裏、しっかり見ていますかそして見た後、1つや2つは質問していますか。
相手の名刺の裏も見ずに、表だけざっと見て、それで何の質問もしないままにいて、相手の話を聞いて、すぐ自分の話をしようとする、そういう人が結構います。例えば、自分が「私、こんな仕事をしています」というふうに名刺を渡して、自分の仕事の内容を説明します。相手は、名刺の表しか見ない自分の話を聞いて「あ、そうですか」「私はこんな仕事をしています」といきなり相手が自分の仕事の話をしてきたらどうでしょうか。
自分の仕事に関して何の質問もないんだな、もっと聞こうというふうに思ってくれないんだなと、自分の話にあまり興味を持たなかったというふうに感じませんか興味が湧いたら、1つや2つは質問したくなるものです。なのに、何の質問もせずに、相手の話をスッと受け流して自分の話を始めると、
こういう名刺交換をするのは、もはやマナー違反でもあります。1つや2つは質問するという、これがマナーです。それは相手の話に「私、興味ありますよ」と。この意思表示はやるべきです。
そういうふうなマナーも守れずに、相手の心を開いてもらおうことができるかというと、それは難しいです。そういう名刺交換をいっぱいしている人もいますけれども、また会いたいとは思ってもらいにくいものです。そこから,1つ2つ質問をして、相手の話を掘り下げて、相手のビジネスの状況を深く理解しようと。その上で、私こんな仕事をしていますという話ができれば、また会いましょうとなりやすいわけです。なので、名刺交換の時には必ず名刺の表と裏を見て話を聞いて、その中でも興味を持った点について。
1つや2つは質問するということをマナーとしてやってください。リーダーシップ開発の会社の研究によりますと、3492名を対象にコーチングスキルの評価を行い、有能な聞き手と。
評価された上位5%の高評価の理由を分析した結果、質問で追加の発言を引き出しているということが分かりました。つまり、黙って聞くだけよりも、質問で発言を引き出しながら聞く方が優れた聞き手と感じられるわけです。そして、それはより強く相手を認めることにもなるわけです。
なぜかというと、質問をすることは、つまり、あなたに、あるいはあなたの話に興味があるという意思表示でもあるわけです。ですので、相手のことを認めるコミュニケーションになるわけです。私はあなたに興味があります。関心があります。という意思表示が大切です。
これは認めるコミュニケーションのうちの一つであります。興味を示す、関心を持つことです。そういったことにもつながるということです。質問で話を引き出す。こういった6つの聞き方を通じて、相手が安心して心を開ける場を作っていきます。
そうすると、出てくる情報の質が変わります。他の人では手に入らなかったような情報が引き出せるようになるわけです。そうすると、人との関係も深まっていくと、それが人間的信頼につながっていくわけです。