影響力を感じるありかた 感情を整える

影響力を感じるありかた 感情を整える

コミュニケーション能力を高めるためには、非言語コミュニケーションを意識する必要があります。そして、それにより影響力を感じるあり方を得ることになります。どのようなあり方が存在するかというと、余裕と落ち着きがある。軸がぶれない。姿勢が良く、堂々とし、動作がゆったりしている。低い声でゆっくり話す。間を取ってよどみなく話す。エネルギーが高い。前向きでポジティブである。自然な笑顔で共感する。相手を受け入れる。

このようなあり方を実践していくと、ミーティングでメンバーから賛同を得やすくなったり、反発していた部下が冷静になり、説得に応じてくれたり、顧客のクレームや難しい質問にも優れた対応ができたり、社内のプレゼンで最高の評価をもらったり、このような成果につながっていくという事例があります。

このあり方で望むと、相手の反応が変わることになります。相手が感情的になっていても、自分がこのあり方で望むことによって、相手の感情的な状態がだんだんと落ち着くことになります。そして、状況を論理的にスムーズに話せるようになるわけです。それによって、お互いの時間を建設的な時間になります。今まで長くかかっていた打ち合わせが短く済むことができます。しかも、お互いの満足度は非常に高くなります。まさに、情動伝染が起きている瞬間です。自分自身のあり方を整えると、相手の状態も整う。これは情動伝染です。このようなあり方を実現していく上で、やはり感情を整えるということが,とても大事になってきます。感情を整えるからこそこういうあり方ができるようになってきます。そしてこういうあり方をやっていくと感情もまた落ち着いてくる相乗効果があります。これは、このようなあり方をとってみた人は感じることになります。こういうあり方をしていると、だんだん感情も落ち着いてきたということを実感する人もいます。お互いに相乗効果があります。

あり方と感情の相乗効果があります。

そして怒り、不安、緊張、焦りというような感情について個別の対処方法を説明をします。まず怒りについて怒ることのデメリットがあります。これを。しっかり把握しておく必要があります。まず信頼を失います。それからパフォーマンスが下がります。怒りの状態では感情的な状態になるので、前頭前野のおでこの部分、この前頭前野というところが論理的思考、それから集中力。それから判断力を扱うことになりますが、感情的な状態になると前頭前野の動きが鈍ることになります。その結果、パフォーマンスが下がります。そして不健康を引き起こすことになります。怒りにより,体内にある猛毒物質が分泌されます。それで体を蝕んでいくのです。したがって、怒ったらどっと疲れると思いますが、それは猛毒物質が分泌されているからです。つまり、こんなデメリットがあるわけです。それを考えると、それでも怒る必要がありますかと唱えると、そんな必要がないという気づきになります。

そして、怒りの対処の行動としては、まずすぐ行動に移さないことです。その場を離れるとか、一旦間を置くとか、メールやSNSなどでメッセージを発信しないということもすごく大事になります。怒りを覚えている時は。必ずメッセージを発信しない。そして発言もしない。一晩寝かせて、その上で発信をする方がはるかにいい状況になります。その上で、メタ認知をし、「でっ」と突っ込んで、深呼吸をして口角を上げ、面白いとつぶやいてみます。そして怒りの対処としては、自分が怒りの傾向を知ることです。怒りのタイプ4つがあります。不如意型、価値観型、エゴ型、公憤型。人によってはどのタイプの怒りに,反応しやすいか、違いがあります。そして怒りというのは自分自身にとって本当に大切なものが脅かされそうになった時に生じるものです。ということは怒りの傾向を見ていくと自分にとって本当に大切なものが見えてくるわけです。そのようなところから、自分を知るということにもつながっていきます。それから、共感を求める幼稚さに気づいてください。怒りを覚えても、相手が謝ってくれたら怒りが収まったりします。これは不思議なものです。不都合なことが起きたという事実は、

変わらないのに、相手が謝ったら怒りが収まるのです。これは一体何だと思われる方もいるかもしれません。それは共感を求めているのです。私はこんな不都合な目に遭いました。こんな辛い目に遭いました。分かってくださいと言っていることになります。そして心の底からごめんなさいと言ってくださいと要求することになります。謝ってもらって同感してもらう、そうすると怒りは収まるのです。要するに共感を求めています。だから怒りをぶつけることは、私の気持ちをわかってほしいんです。ということになります。その共感を求めている幼稚さに気づいてください。そこにエゴがあることを気が付いてください。それから、相手の立場や相手のことを理解してあげてください。そういった不都合なことをするということを、相手だって、怒られたくはないわけです。だけれどもそんなことをやってしまう背景、事情が相手にあるわけです。なんでそんなことをやってしまうんだと相手の立場に立って考えるわけです。さらに相手のことを理解してあげます。それができるようになっていくと、相手はそういう状況であったんだから仕方ないな、なるほどね、とそのように思ってあげると、相手の理解が深まり、怒りはちょっと収まってきます。

それに加えて、相手の良いところ、これに思いをはせるということも非常に効果的な方法です。何かに対して怒りを覚えていると、その相手を全否定したくなるものです。だけれども、そういう全ての行動態度を取ってしまったということがあっても、その方の全てが悪いというわけではないはずなんです。良いところもきっとあるはずなのです。そういうところに思いを馳せます。そうすると怒りも和らいできます。このような形で怒りに対処していきます。

次に不安の対処について説明します。不安という感情は今後良くないことが起きる可能性が高い。その状況でどういう状況に,なるのかという具体的なシミュレーションができていない。あるいはシミュレーションができていたとしても、その状況に対する対応策が決まっていない。あるいはシミュレーションも対応策も決まったとしても、その通りにいかないかもしれない。そういう場合において、最悪の展開になった時にどんな展開が考えられるのか。そこを考えた上での覚悟が決まっていないと、こういうふうな状況があると不安というのは生じてきます。そうであるならば。不安の対処法については、まず未来を予測するための情報を集めます。ケースごとに限界を具体的にシミュレーションをします。こういう状況を考えると、こういうことになる。こういう状況も考えられると具体的にシミュレーションをしていきます。そしてそのシミュレーションごとに想定問答や対応を決めていきます。こう言われたらこう言えばよい。こういう状況になったらこういう対応をすればよい。こうなったらこうすればいい。こういうふうにして想定問答における対応を決めていきます。専門家や同じ経験をした人に相談することも重要です。最近はAIがすごく進化していますので、AIに相談するのが非常に効果的です。このようにしてどういう展開になるか、そしてその展開になったら、こうすれば良いという対応策をここまでちゃんと決まると、かなりの割合で不安は軽減されてきます。しかしながら、その通りにいかないこともあるわけです。そうであるならば、最悪の展開に対する覚悟、想定される最悪の展開を具体的に考え、その展開を受け入れる覚悟を決めると、もう仮にそうなっても構わないと本気で思えるようになれば、不安になる必要性がなくなります。その覚悟を決める上では、すべてのことが必要な学びを得るために起きると捉えてください。そうすると覚悟も受けやすくなります。

そ緊張の対処法についてまずは徹底した準備、場数を踏むということが必要です。万全の準備をします。練習をします。多くの場数を踏みます。それから不安への対処法についてシミュレーションや対策覚悟が必要になります。それから私欲を捨て、公欲を意識します。捨て身の状態で望むことで、私欲、エゴを排除します。やはり自分がよく見られたいとか、あるいは恥をかきたくないとか、絶対に失敗するわけにはいかないとか、そう思えば思うほど緊張します。この逆をすれば良いのです。別にどうなろうと構わない。失敗しても構わない。恥をかいても構わない。こう思えるようになれば、緊張は和らぎます。緊張が和らいだ方がパフォーマンスが上がります。その結果、本当にそんな状況にならずに済むわけです。

後悔の対処法、これも活用していくと良いです。失敗したらどうしよう、どうしよう。失敗したって別に構わん。もうそういうシナリオが初めから準備されていたんだ。そうなったらそうなった時だと、必ずその状況から学ぶことがあると。そういうふうにして捉えると、その上で感謝の気持ちを持ちます。感謝の気持ちを持ちますと、感情を落ち着かせるセロトニンという物質が分泌されます。それによって緊張も和らいでいきます。ですので、私欲、いい思いをしたいとか、よく見られたいとか、恥をかきたくないとか、そういう私欲を置いといて、感謝にシフトをするわけです。それから、緊張していると見せない。別に緊張してもいいです。と、緊張していると見られなければいいのです。パフォーマンスが下がらなければいいのです。ですので、背筋を伸ばし、胸を張り、ゆっくりとした動作を取ります。低い声でゆっくり話します。意図的に間を取ります。これをちゃんとしていれば緊張しているとは見られません。そして、こういう風な状況を実際にやっていくと、だんだん感情も落ち着いてくることになります。このようなことが緊張の対処となります。

焦りの対処法があります。焦りの対処法は、基本的に不安、緊張に対する対処法となります。その中でも重要なものは、メタ認知と深呼吸です。焦っていることをメタ認知し、そして深く呼吸をします。それから焦るメリットがないことを理解します。焦っても事態が好転するわけでもなく、時間に余裕ができるわけでもありません。焦るメリットは何もありません。時間に間に合わないどうしようどうしようと焦っても1秒でも早くつくんだったらどんどん焦ればいいのですが、例えば電車の到着予定時刻これは変わりません。いくら焦ろうが電車の到着時刻は変わりません。そうであるならば焦ってメリットはあるのとないならやめればいいということになります。焦るのではなく最善の策を冷静に考えるわけです。例えば電車に乗ってて間に合わない。ではこの電車のどこの出口から出るのが一番効率的に進めるのか。そういう風なことを考えるわけです。今のうちに車両を移動して行こうとなり、もう冷静に判断をしていきます。そういった方がはるかに良い結果につながっていきます。焦ってメリットがあるのならばどんどん焦ってください。メリットがないんだったらやめれば良いです。焦りを抑えて,冷静に考えていきます。できることを冷静に考えていきます。そして覚悟を決めます。最悪の展開でも受け入れられる意味付けをし、覚悟を決めます。

人間万事塞翁が馬。良いことだと思っていることが、後になってみれば悪いことになったり、悪いと思うようなことが後になってみれば、良いことになったり、その時々で起きた出来事に意味づけは変わるのです。ですので、絶対的に良いことや、絶対的に悪いことというのはありません。そうであるならば、悪いことと思うようなことが起きたとしても、今はそう思うかもしれないけれども、後になってみたらいいことになるかもしれないと。あれがあったから、こういうふうに展開することができたんだと。こういう風に成長することができたんだと。今から思うと、あれがあって,くれて本当に良かったというふうな展開になる可能性もあるわけです。そういうふうにしてですね、人間万事塞翁が馬だと思い、最悪の展開になったとしても、それはそれで必ず意味があると、そのように捉えるようにします。

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *