人生観
人生観という話をしていきます。これは、人生とはこういうものだという人生の捉え方です。人生観も人それぞれあります。これまでの人生をどう捉えてきたか、今後の出来事をどう捉えてきたかに大きく影響を受ける。人生というのは、楽しいものなんだという捉え方をしている人もいます。人生というのは、苦しいものなんだという捉え方をしている人もいます。人生観も様々です。ポジティブな人生観が形成されると、今後の人生に積極的に挑もうとします。どんどんチャレンジしようとするのです。人生が楽しいもんじゃん、やりたいことをやろうよと感じるようになります。
けれども、ネガティブな人生観が形成されると、今後の人生に積極的に挑もうとすると、人生というのは苦しいものかと。だから、余計な苦しい思いをしないためにも、あまりチャレンジしない。挑戦なんかしない方がいい、苦しい思いをするだけだと。そうすると消極的に挑もうとします。どういった人生観が形成されるかで、その後の意味づけの仕方、感情の生じ方、今後の仕方は変わるということになります。この人生観というのがすごく大事になります。
統合的意味づけモデルという人間の心の性質があります。これは、人は過去の困難に対して、あれがあったから強くなれると成長できた、大切なことに気づけたこと、意味づけをする傾向にあります。皆さんも、過去に困難だった出来事、つらかったこと、きっとあると思います。その困難だったこと、辛かったこと、振り返っていただきますと、それが起きた時はすごくネガティブな意味づけをしていたかもしれません。最悪だと思うのです。なんでこんな目に遭うのと思うのです。すごくネガティブな意味づけをしていたのかもしれません。
でもそれ、今振り返ってみると、あ、あの時は辛かったけれども、あれがあったから自分は成長できたんだと。自分は強くなれたんだと。大事なことに気づけたんだと、そんなふうに、その過去の困難な出来事を成長の糧というふうに意味づけをしていることになって、おそらくそのようなことがおそらくあるかと思います。まさにそれが統合的意味づけモデルという人間の心の性質になります。困難に陥ったときは、人生全体の時間軸から,今を俯瞰して捉え、今の苦しみはいつまでも続くわけではないと捉えます。そして、過去の苦しい経験に対し、あれがあったから強くなれたと成長できた、大切なことに気づけたと意味付けしていることを思い返し、今の困難に対しても未来においてはそういう意味付けをしていると考えると、結局、過去の困難を成長の糧と意味付けしているわけですから。
だったら、今起きている困難も、きっと未来になったらあれがあったから自分は成長できたと。成長の糧というふうに捉えることができるようになります。そうすると、そのように考えると、ずいぶん気分が楽になるわけです。この苦しい状況はいつまで続くわけではない。今は辛いと思っているけど、未来になったらあれがあったから良かったんだと言っている。
過去もそうだった。そんな風に捉えると気持ちが楽になります。困難に陥った時、辛い時はこれがポイントなんですけれど、人生全体の時間軸から今を見るという方法になります。辛い時は時間軸を長く捉えることがポイントになるのです。苦しみを緩和するコツです。時間軸を長く見る。生まれてから死ぬまでの90年ぐらいの時間軸。この長い時間軸で今を捉えて、今ここに行っているんだなみたいな、今この瞬間は結構辛いみたいな、まあでも人生長いし、この状況がいつまでも続くわけではないし、それで結局未来になったら、まああれがあったから成長ができたと言ってるんだろうなと、そんな風にして長い時間軸で今を見るわけです。とりわけ未来を想像するわけです。
未来の自分はどうせ,ネタにしているよと。そんな風に捉えてみます。何か辛いことがあっても、嬉しいことがあったと。それをただただ辛いと捉えるんじゃなくて、ネタができたという風に捉えていうところもあるという話もあります。このネタを居酒屋でしゃべるか、よし、いいネタができた、辛いことが起きたと。
時に、ただ辛いと捉えているんじゃなくて、ネタに使ってやろうという風に、そんな風に話をしたこともあります。これがすごくポイントです。時間軸を長く見るというところです。今この瞬間にフォーカスすればするほど辛くなります。ではなくて、今この瞬間を長い時間軸から俯瞰してみるのです。いろいろ人生あるけれど、あ、そうか、いろいろある中で今ここに行っているなと、今この瞬間は辛いなと、こんな風に見ていると、その状況を客観的に見れます。なんかいろんな経験をさせてもらってるんだなみたいに捉えることもできるわけです。これすごくポイントなのです。すごく大事なところです。苦しい時辛い時こそ時間軸を長く見るところで、そしてこういう風に捉えるということです。