怒りの対処法
怒りの対処法2つ目
共感を求める幼稚さに気づく。
怒りを覚えても、相手が謝ると怒りが収まったりします。これって不思議なことだと思いませんか。怒りを覚えることは、自分にとって不都合なことが起きるはずなんです。不都合なことが起きて、事実は変わらないのに、相手が謝ると、怒りが収まったり、相手が謝らないと怒りが増幅したりということがあります。不都合な事実は変わらないのです。だけど謝ってくれるか謝ってくれないかで怒りの生じ方が全然違います。これはよくよく考えると不思議なことなのです。その背景には謝るというのは、辛い目にあったとか、不快な思いをしたということについて、共感を示すことなのです。なので怒りというのは共感が得られると収まるという習性があります。
謝ることは、あなたがそんな辛い目にあったんですね、不快な思いをしたんですね、それが辛かったんですね、本当に申し訳ありませんでした、と言ってくれると怒りが収まったりします。共感のない謝罪というのは逆に怒りが増幅されたりします。全く共感なく、言葉だけではいはい謝ればいいんでしょうと、すいませんでしたとか言われたら、バカにしてんのかと余計腹が立つわけです。結局、謝罪の言葉を求めているのではなくて、共感を求めているのです。心を込めて謝ってほしいです。心から申し訳ございませんでしたと言われたら、じゃあしょうがないよと次ちゃんと気をつけてねって終わるのです。ですから怒りって共感が得られると収まるという不思議な習性があるわけです。
ですから相手に怒りをぶつける動機というのは共感を求めていることだったりするのです。自分はこんな辛い目にあったんだぞと、不快な思いをしたんだぞと、共感しろと言うんです。あなたもこれを分かれやとそのために怒りをぶつけようとしたら、はいはい共感してほしいんでしょと、つぶやくのです。自分にです。共感を求めるために相手に怒りをぶつけようとしてしている、その怒りの構造を把握するのです。はいはい。共感してほしいんでしょとつぶやきます。すると怒りをぶつけることが幼稚に感じてきます。もう子供がやっていることですね。共感して共感してって言ってるだけなんです。はいはい共感してほしいんでしょ、はいはいって自分でそれを言ってあげるとそうすると怒りをぶつけることが、しょうもないな、幼稚のことをやってるなというふうに,気づけると、そうすると怒りが収まりやすくなるのです。
これは逆も然りです。相手が怒りをぶつけてくる場合は、共感を求めていることが多いわけです。なので、しっかり話を聞き切る。その上でこちらに非がある場合は、共感した上で謝る。こういう怒りの習性を知っていると、その構造もよく見えてきます。共感を求めていませんかと自分に言うわけです。しょうもない幼稚なことをやってるのねと、共感して欲しいんだよねと、自分に言うとだいぶ怒りも客観的に捉えられます。そして収まっていきます。
怒りの対処法法3つ目
相手を理解する
相手の立場に立つ。怒りを覚える際は相手がその発言行動を取った背景にある状況を理解します。そのための質問を行います。そして相手の立場に立って考えると相手もそういう発言行動を取りたくて、取ったんじゃないと、こういう状況にあってやむを得なくそういう行動発言を取らざるを得なかったということもあるわけです。そういうふうな状況が理解できると、なるほどねと、そりゃそういう発言行動を取るねと、自分でも同じ行動発言取ると思うと、そう理解できると怒りって和らいでいくのです。
だけどその背景がわからずに、その発言と行動だけを切り取ってみると腹が立つのです。なんでこんなことやるんだと、おかしいじゃないかと。だからその背景を理解しに行くとそのために質問するのです。怒りをぶつける前に質問するのです。どういう背景があったんだと。そこをまず教えてくれと。そうすると怒りは随分和らいできます。また相手の不得意なこと、精神的な弱さ、生まれ育った環境などを理解できると怒りが収まりやすい。
何事も相手に事情があります。怒りを覚えた瞬間、相手の悪いとこばかり意識が向きますが、良いところに意識を向けると怒りが収まりやすいです。誰かに対して怒りを覚えるとその人の悪いとこばかりフォーカスします。なんで今回こういうことをしてきたんだ。この人はもう,そもそもこういう良くない人だという先入観を持ってその相手のことを捉えようとします。だけどそこをあえて強引にでも、この人の良いところはないかなというところに意識を向けるわけです。ディストラクションです。そうすると今回はこんなことされたけれども、でも普段はお世話になってるじゃないか、こういうふうなこともしてくれてるし、ああいうこともしてくれる人は、元々根はいい人なんだ。この人は今回こういうことをしてきたけど、元々根はいい人なんだと。そう思うとですね怒りは収まりやすいんです。この人の良いところを探すのです。腹が立ったらその人の良いところを探すのです。こうやって怒りが生じたら、怒る前に相手の立場に立って考え、相手を理解し、相手の良いところを意識を向けると、それはすごく効果的です。これをぜひ、人に対して怒りが生じたら、ぜひやってみてください。すごい効果的です。