組織の成長イメージ
組織の成長とは一体どういうものか考える上で、まず成長イメージについて説明をしていきます。組織とは一体何か、それを会社全体で考えていてもよいし、部署単位で考えてもよいです。チームやプロジェクト単位で考えていてもよいです。自分たちが考えやすい単位で組織という言葉を考えていけばよいです。
ステージ1
新しい組織ができます。そうすると、初めはその組織のリーダー一人から始まります。リーダーがすべて一人でお客様対応とか事務作業をやっていきます。そこから仕事が増えていきますと、手が足りなくなるので部下を雇うというところで部下が増えていきます。
ステージ2
部下が顧客対応や事務作業を行います。こういったプレイヤー業務をやってくれるようになります。そしてリーダーもその、部下のプレイヤー業務について手伝ったり、事務作業を手伝います。部下がこの顧客対応や事務作業といったプレイヤー業務を完結することができないと、リーダーが一部対応をします。そういうふうなことをやりながら、部下の教育や管理をします。これが、ステージ2の状態です。リーダーもまだプレイヤー業務をやっているというステージです。
ステージ3
それからさらに組織が成長していきますと、ステージ3となります。リーダーはプレイヤー業務から卒業をします。部下がプレイヤー業務を自分たちで完結できるのです。リーダーは部下の教育に専念をします。これがステージ3です。
ステージ4
そこから組織が成長していきます。と、ステージ4になります。リーダーはプレイヤー、部下たちの教育管理も卒業します。マネージャーあるいはナンバー2の人を抜擢して、このマネージャーあるいはナンバー2が部下たちの教育や管理を現場を仕切るということをやってくれます。リーダーはというと、現場から離れて組織の未来を作る仕事に専念できるようになります。
3年後、5年後の戦略立案、組織風土の醸成、経営法人の決定、人材発掘、資金調達、新市場の開拓、財務提携、人脈づくりです。
こういうふうな未来の組織を作っていく仕事について、ここにリーダーが専念できるようになっていきますと、組織の成長のスピードというのは格段に上がっていきます。したがって、ステージ4まで到達することができた会社というのは、成長が早くなるのです。ポイントは、現場を任せられる人材の抜擢です。マネージャーやナンバー2、こういった人を育てていくかどうかがポイントになるのです。
組織は、この成長ステージのどの段階にあるか、どこが該当するのか、そこを考えていかなければなりません。そうすると、現状がわかり、次のステージのどんなイメージなのかというところを考えていければよいわけです。その成長ステージ、組織の成長とはということに関して、メンバーに次のことを伝え、組織の成長に意識をします。
現状の組織やチームのステージ、今の自分の組織はステージのいくつにあるのか、そして組織やチームが次に目指すステージについて、次の自分の目的としてはこのステージに向かいましょうというところに、いわゆるステージのイメージをみんなに共有することが大事です。こういう状況になったら、組織が成長したといえます。
組織の目標は、その目標を達成するための行動計画を示すものです。組織の成長と、この成長が、組織の成長度を示すということです。こういう状況になることが組織の成長なんだということを示して、そしてそのために、各自に求められる動き方や役割、目標、ここを目指していきます。
我々の組織というのはこういう状況を目指しているので、だからこそAさん、あなたにはこういう動き方、こういう役割、ここを担ってもらいたい。となります。そのために、こういう目標を持ってもらいたい。
Bさんあなたには、こういう動き方、こういう役割になってもらいたい。そのために、こういう目標を持ってもらいたい。そう説明します。
各自に動きかけ、働きかけ、役割、目標を示していくわけです。ここも面談などで伝えて、組織チームを成長させるためには、自分は何をすべきかという、意識を持たせます。特に、人を育てる意識を持つことが重要です。組織の成長像と自分の役割、目標が分かると、メンバーの仕事への取り組み方が変わります。
ここを繰り返し、伝えていくことが大事なわけです。ここを伝えていくと、だんだんメンバーの意識も変わってきます。
組織を成長させることも、自分の仕事なんだとなります。
目標なんですけど、各自に求められる動き方、役割、目標を与えられていることです。こうしてやることによって、組織の成長に貢献できることになります。したがって、営業さえやっていけばいい、技術さえやっていけばいい、現場作業だけやっていけばいいというわけではないのです。このようにも、ちょっと考えると、意識を持つことができると、メンバーの動き方は変わってくるのです。